藤城清治さんの絵

妻が図書館から借りてきた雑誌『いきいき』2月号に、影絵作家 藤城清治さんの作品が紹介されていました。その中に、気仙沼市鹿折地区に打ち上げられた第18共徳丸の絵が。

藤城清治

雑誌『いきいき』2014年2月号記事の一部イメージ(クリックで拡大)

記事によれば、昨年2月に気仙沼を訪れた藤城さんは大雪で気温0度の中、夢中でデッサンしたといいます。マストの上には、おなじみの子供が描かれています。ピッコロを吹いているのでしょうか。降る雪は、まるで川瀬巴水の新版画のような情緒を感じさせます。

ネットで調べたら、昨年8月のNHK「日曜美術館」〈影絵作家・藤城清治 89歳の“風の又三郎”〉でもこの絵が紹介されています。9月そして12月29日にも再放送されたとのこと。番組サイトには、つぎのように記してあります。

〈そして、東日本大震災。藤城は何度も被災地を訪れ、復興の祈りを込めた影絵を制作。去年11月には防護服を着て福島第一原発をデッサン。完成した影絵には、がれきの中に「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」という賢治の言葉を添えた〉

さらに調べると、藤城清治美術館の2014年カレンダーのひとつにこの絵が使われていることを知りました。

11枚の童話的な世界が続いたあとの2014年12月。そこに共徳丸の絵を配したことに、藤城清治さんの強いメッセージを感じました。第18共徳丸の解体作業は昨年10月27日で終了。1年前に藤城さんが描いた船はすでにそこにはありません。
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tag : 気仙沼 気中20 気仙沼中学 第18共徳丸 藤城清治

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東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/65~66歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

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