熱血!高田延彦さん

3月2日(日)お昼からのテレビ朝日「サンデー!スクランブル」。その中の「熱血!高田延彦のニュース道場」で防潮堤問題を取り上げていました。「震災企画・巨大防潮堤は本当に必要か?」。

元プロレスラーの高田延彦さんが、気仙沼市唐桑の鮪立を訪れ、巨大防潮堤計画に反対する〈鮪立まちづくり委員会〉会長の鈴木伸太郎さんと一緒に歩きながら話します。一昨日の柏崎についてのブログでも紹介しましたが、鈴木さんは鮪立の旧家〈古館/こだて〉の38代目当主です。

スクラン1
高田さんと鈴木さんが歩きながら話します
スクラン2
鮪立に計画されている防潮堤の高さイメージ


ネットのテレビ放送要約サイト〈JCC〉の記事を基に補足し、放送内容を以下に紹介します。

〈 東日本大震災から3年、被災地で聞こえてきたのは巨大な防潮堤建設に「待った!」の声だった。被災地に約370km、約8千億円をかけて建設予定の巨大防潮堤。高さは場所によっては最長15.5m。しかし高さによっては住民の合意が得られず説明会が続いている地区がある。宮城県気仙沼市唐桑の鮪立(しびたち)。

「鮪立まちづくり委員会」の鈴木伸太郎委員長は行政側に決められた湾を囲むように建設されるという防潮堤の高さに反対している。平地がなくなり海が見えず漁労がしづらい。5mで十分と見ている。これに対し宮城県・村井知事は「計算すると7.5mまでせり上がりプラス余裕高が必要」と話す。(小田注:この村井知事の発言映像は報道ステーションの古舘さんのインタビューだと思います)

防潮堤の是非が問われているもうひとつの地区は気仙沼市本吉町小泉地区。住民は高台移転を決めておりそこに守るべき住民は存在しない。行政は住民の合意をとれているというが問題がある。九州大学工学部・地球環境工学科・清野聡子准教授は生態系などに影響が出るとコメント。(小田注:ここで、野々下海岸の防潮堤の映像が紹介されます)

そして気仙沼市大島にある小田の浜。環境庁が設定する「快水浴場百選」で特選に選ばれるほど美しい場所。ここに11.8mの防潮堤計画が明らかになったのは去年。
(大島観光協会・白幡昇一会長のコメント)
住民たちは反対する。美しい砂浜を残してほしいという。観光業がメイン、美しい景色には防潮堤はそぐわない。巨大防潮堤がなくても津波からの被害が防げると主張した。そして3.9mの原形復旧にとどめることに。

(気仙沼市唐桑町鮪立、明治三陸地震について)
(加藤登紀子、黒鉄ヒロシのスタジオコメント)

巨大防潮堤の是非が問われている。専門家・首都大学東京・横山勝英准教授は「高い防潮堤を作ると海が消え、地域の魅力が減る。人が街を離れれば過疎や税収減が進み街の衰退につながりかねない」と指摘する 〉

放送内容は以上です。全体として、巨大防潮堤計画に大きな疑問ありという論調でした。防潮堤計画に賛成する声も紹介されていましたが、〈防潮堤計画が早く決まらないと、復興計画が進まない〉というもので、10mを超えるような高さが必要と語っているわけではないのです。それと、鮪立の住民が巨大防潮堤よりも避難道の整備をと望んでも、防潮堤は県の事業、避難道は市の事業という予算の壁があると番組の中で語られていました。これもなんとかならないものなのかといつも思うのです。

この放送を事前に知ることができず皆さんにお知らせすることができなかったのが残念ですが、概要だけでもご理解いただければと。
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tag : 気仙沼 気中20 気仙沼中学 防潮堤を勉強する会 サンデースクランブル 鮪立

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気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/65~66歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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