早大シンポの報告

今日の東京はつめたい雨。そんな朝に気仙沼の佐々木徹君から電話。同級生の訃報でした。熊谷孝良君(3年3組)が昨日3月4日に亡くなりました。体調が思わしくなく、透析を受けていると聞いてはおったのですが。

・火 葬 3月6日午前10時〜 気仙沼市斎場
・本通夜 3月7日午後2〜7時 アーバンメモリアルホール
・葬 儀 3月8日午前11時〜 アーバンメモリアルホール

孝良君は、気仙沼の南郷で写真スタジオを営んでいました。一昨年11月に南三陸ホテル観洋での同年会で久しぶりに会い、シンガーソングライターの娘さん熊谷育美さんの活躍について言葉を交わしたのが最後になりました。享年62歳。

孝良君のご冥福を謹んでお祈りいたします。


さて、話題を変えます。3月1日に開催された、早稲田大学平山郁夫記念センター(WAVOC)主催のシンポジウム〈震災復興と市民参加〜防潮堤問題から考える海との暮らし〉については、このブログでもご案内しました。これに参加した菊田裕美君(3年1組)がその様子を報告してくれましたので以下に紹介します。

〈早稲田大学でのシンポジウムに行ってきました。気仙沼市からは、本吉町前浜〈前浜建設委員会〉委員長の畠山幸治さんと、「前浜おらほのとっておき」の実行委員で気仙沼市議会議員の及川一郎(かずろう)さんのおふたりが被災地の現地報告者として参加。畠山さんは津波で流出したコミュニティーセンター再建に向けた住民活動について、及川さんは前浜地区での防潮堤問題について、それぞれが軽妙な気仙沼弁で語ってくれました。

防潮堤フォーラム 1 防潮堤フォーラム 2

また、東北学院大学講師で南アジアの地域文化を研究している千葉一さんからは、前浜地区の風土や生態系について、ご自身の研究内容をからませ詳しく説明していただきました。千葉一さんは、前浜地区出身の気高31回生で震災復興市民委員でもあります。

講演者の九州大学准教授 清野聡子さんの講演「自然公物のかたち・海と人の関係と表象としての海岸」も大変勉強になりました。シンポジウムの最後には、「大谷大漁唄い込み保存会」の副会長でもある及川一郎さんが、大谷大漁唄い込みを自慢のしぶい声で披露してくれました。

シンポジウムに参加して、被災地の出身者として感じたのは、行政関係者がなぜこんなにも急いで巨大防潮堤を建設しようとしているのかということです。

現行の災害復旧法や河川法・海岸法などいろいろな法律のしばりがあるなか、行政関係者は復興予算が使える期間中に画一的な防潮堤を建設すれば、誰からも文句は言われないし、責任を取ることはないと考えているのではないか。地域ごとに個別に住民の意向を取入れたりしたら、後で問題が生じたときに責任を言及されるのを嫌がっているように思えました。

行政と被災地域住民がお互いに意見交換しながら、生態系を考慮し地域にあったオーダーメイドの防潮堤ができるように取組んで欲しいとあらためて感じました 〉

報告引用は以上です。裕美君、忙しいなか、いつもありがとうございます。ご苦労さまでした。

なお、3月15日(土)には、東北学院大学土樋キャンパスで、公開シンポジウム「海岸と人間〜防潮堤を考える市民フォーラム」が開催されます。あらためてご案内いたしますが、まずは下に公式サイトのリンクを記しておきます。

公開シンポジウム「海岸と人間」
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テーマ : 東北地方太平洋沖地震義援金、災害援助
ジャンル : 福祉・ボランティア

tag : 気仙沼 気中20 気仙沼中学 防潮堤を勉強する会 防潮堤 震災復興と市民参加

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気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/65~66歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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