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読売の防潮堤記事

今日はひなまつり3月3日。11日を間近にして、新聞やテレビでは震災、復興関連の記事や番組が増えてきました。3月1日の読売新聞朝刊の一面もそのひとつ。シリーズ企画〈転機の復興〉の第1回目です。

読売防潮知恵
2014年3月1日読売新聞の記事イメージ

記事の見出しは〈巨大防潮堤「待った」/住民不安「海見えない」〉。記事の冒頭は、岩手県大槌町南部の赤浜地区の事例。県が今ここに計画してる防潮堤は震災前と同じ高さ6.4mですが、2011年10月の最初の案では2倍以上の14.5mだったそうです。当初は、「高い防潮堤の方が安全」と県の案を支持する住民が多数を占めたそうですが、だが話し合いを重ねるうちに「防潮堤が高すぎると海の変化がわからず、かえって逃げ遅れる」と考えるようになったといいます。

そして次は、気仙沼市唐桑の鮪立(しびたち)を取り上げています。記事を引用します。

「宮城県気仙沼市の唐桑半島の漁港の町、鮪立地区でも今、県の計画に反対の声が上がる。湾を囲むすり鉢状の傾斜地に120戸ほどが立つ地区は最大12メートルの津波に襲われ、16人が亡くなった。12年7月以降、県が示した計画では、震災前は1.2mだった高さを9.9mまで引き上げる。底部の最大幅は60m。堤上には片側1車線の道路を通す。

13年2月に住民組織「まちづくり委員会」が行った全戸アンケートでは、県の9.9m案を住民の35%が支持し、高さを5メートルとする委員会案への賛成約20%を大きく上回った。それが同12月の再調査で5m案への賛成が80%へと急増した。「津波への恐怖心から高い防潮堤を望んだが、実際にできたのを想像したら、地区がなりたたなくなると思った」と県の案への反対に転じた男性(81)は言う。

数少ない平地が防潮堤の用地に充てられると水揚げ後の作業場も確保できず、漁業従事者もいなくなり、地区が衰退する。海が見えなければカキやワカメの養殖棚が見えず、何より津波が来てもわからない――。

海と生きてきた地区だからこその悲鳴。「命を守るために必要な高さ」を巡り、県と住民の模索が続く」

記事の引用は以上です。読売新聞が防潮堤問題を日曜日の一面トップでとりあげたことにはちょっと驚きました。もっと早くとりあげてくれていればなあとも思うのですが、この問題を全国の人に知ってもらうよいきっかけになってくれればなと願っています。
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テーマ : 東北地方太平洋沖地震義援金、災害援助
ジャンル : 福祉・ボランティア

tag : 気仙沼 気中20 気仙沼中学 防潮堤を勉強する会 防潮堤 鮪立

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プロフィール

気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/67~68歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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