海と緑の大島宣言

きのうは、熊谷雅裕君の三陸新報投稿内容を紹介しました。その中で引用されていた「輝け!海とみどりの大島宣言」は、11月4日(月)に大島公民館まつりで大島中学1年の菊地海成さんと菅原碧さんが読み上げ、来場者の大拍手で承認されたものです。ここに全文を紹介します。


輝け!海とみどりの大島宣言


1.大島の海と緑を守っていきます

 大島には、詩人・水上不二がかつて「緑の真珠」と喩えたように、美しい海と緑に囲まれた自然環境があります。震災では自然からきびしい試練を与えられました。でも、そのことで自然を恨むのではなく、傷ついた海と緑の自然環境を再生し、再び美しい大島を取り戻します。再生した大島を守っていくことを私たちの使命とします。
 私たちは大島の自然再生から復興へ向けて一歩ずつ踏み出すことをここに宣言します。

2.大島を日本一安心・安全な島にします

 震災では壮絶な経験をしました。その経験を次の世代に引き継ぎ、再び自然災害が襲ってきたときには被害を最小限に食い止める知恵に活かします。震災では地域や人のつながりの大切さに気づかされました。地域ぐるみの自主防災の仕組みを作り上げていくことも大切です。震災の経験と地域のつながりを将来の防災に活かし、大島を日本一安心・安全な島にしていきます。

3.大島の人と地域のつながりを大事にします

 大島は、地域でつながった島民がお互いの家族のように支え合い、助け合ってきました。このような地域のつながりはだんだん薄れていく時代にありますが、震災はそのことの大切さを気づかせてくれました。安心・安全な島にするため、また高齢社会を支え合いによって乗り切っていくため、地域・世代を超えて人と地域のつながりを大切にしていきます。

4.大島の歴史と文化を伝えていきます

 大島には離島ゆえの古くからの歴史や文化があり、島民はそれを受け継いできました。その中には自然災害の記録を伝えるものもありました。大島の歴史と文化を守り、次の世代へ、そして大島を訪れる人たちへもそれを伝え、地域のつながりや産業の復興に役立てていきます。

5.大島をもてなしの心で元気にします

 大島の中心産業は水産業と観光です。これは大島の人と自然、大島でとれた物を好きでひいきにしてくれる人たち(ファン)がいて、成り立つものです。震災でもこれまで大島を訪れてきた多くの大島ファンの人たちに、助けられ勇気づけられました。これからも大島を訪れる人たちにもてなしと感謝の気持ちをもって、愛される島となるように努めます。そのことを通じて大島を元気にしていきます。


宣言文は以上です。これは気仙沼市の大島地区振興協議会(柴田君子会長)が発表したもので、内容の検討にあたっては、大学教員や学生による〈気仙沼大島未来チーム〉(代表:長峯純一 関西学院大学教授)の支援がありました。

長峯教授というと、ちょっと堅苦しい感じがするかもしれませんが、私たちより6学年下の気中26回/気高28回生。三日町にあった愛耕幼稚園/バプテスト気仙沼教会が実家(教会が実家という言い方はちょっと変か?笑)といえば親しみがわくでしょう。気仙沼市震災復興会議の委員でもあります。

宣言文はちょっと長いのですが、ネット上にみつからなかったので、あえてここに掲載させていただきました。

2月13日ブログ「大島未来チーム」
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テーマ : 東北地方太平洋沖地震義援金、災害援助
ジャンル : 福祉・ボランティア

tag : 気仙沼 気中20 気仙沼中学 防潮堤を勉強する会 気仙沼大島 輝け!海とみどりの大島宣言

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プロフィール

気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/65~66歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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