内湾防潮堤の高さ

きのう11月12日、河北新報が、気仙沼内湾の「復興まちづくり協議会」が防潮堤高を3.8mとする提言書案をまとめたと報じていました。そして本日13日の三陸新報も同様の内容を1面に掲載しています。

三陸防潮堤
11月13日三陸新報記事の一部イメージ

「復興まちづくり協議会」は気仙沼の魚町や南町の地区関係者から構成されています。この提言案も、あくまで住民から市や県へのお願いというか提案という位置づけです。河北新報のデジタル版記事を以下に引用しておきます。

「宮城県気仙沼市内湾地区の「復興まちづくり協議会」は11日、湾口防波堤の建設により防潮堤高を海抜3.8mに下げる整備案を盛り込んだ提言書案をまとめた。
 県は10月、海抜5.2mの防潮堤計画に対して、湾口防波堤を整備した上でなら3.8mに下げることが可能とするシミュレーションを提示。提言書案は「3.8mの整備案を前提に復興まちづくりを進めることを提案する」と明記した。
 防潮堤上に、津波の水圧を受けて無動力で立ち上がるフラップゲート敷設も要望した。湾口防波堤の建設で懸念される水質悪化や、景観が損なわれることへの対策を講じることも求めた。
 県の当初計画に住民らが「景観が損なわれる」と反発したことを受け、協議会が5.2~3.8mの3案を検討していた。3.8mの防潮堤を2.2mにかさ上げした地盤上に整備した場合、地面からの堤高は1.6mになる。協議会は各地区で提言書案を議論し、今月末に提言書をまとめて県と市に提出する。」

引用は以上です。県の提案中の一番低い堤高を受け入れて、そこに注文をつけたという感じでしょうか。

防潮堤高については海抜の数値が用いられます。しかし、地盤沈下やかさ上げの関係で地面からの高さがどうなるのか。今回の提言案は、2.2mにかさ上げした場合には地面からの堤高が1.6mという解説はわかりやすい。しかしこれでも結構な高さでしょう。私の身長でいえばちょうど目の高さあたり。

なお、これらの数値からすると、現在の地面高は海抜0メートルということになるのですが、それが正しいのか、それともわかりやすい単純計算にしたのか。道路に潮があがることを考えれば、海抜ゼロでも不思議はないか。

今月末の市や県への提言後のなりゆきが気になるところです。
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東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/65~66歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

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