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東洋経済の第2弾

昨年の9月、このブログで『週刊東洋経済』の「気仙沼市を揺るがす巨大海岸堤防計画」という4頁にわたる特集記事を紹介しました。あれから1年2カ月。同誌11月9日号で「気仙沼住民を泣かす“高すぎる”防潮堤計画」という記事を掲載していました。

東洋経済防潮堤
週刊東洋経済11月9日号記事イメージ

ネットでオンライン版記事が公開されていますので、詳しくはそれを見てもらうことにして、要点のみ紹介します。気仙沼市内湾地区について。

「10月28日の集会(内湾地区復興まちづくり協議会)で配付されたA3版カラー刷り資料では、20ページにわたって3案が示されたが、「内容は専門家が見ても理解が難しい」(東泰規・内湾地区復興まちづくり協議会コーディネーター、E.A.S.T.建築都市計画事務所代表取締役)。
その概要は、内湾入り口部分の岬に「湾口防波堤」を別に建設することや、「余裕高」として設定されていた1メートル分を省くことで、防潮堤の高さを下げられるというもの。ただし、防潮堤でも防げない東日本大震災級の巨大津波(=レベル2)が押し寄せた場合、市街地の浸水域が大幅に広がるというシミュレーション結果も明らかにされた。

防潮堤の高さを下げたシミュレーションに基づくと、内湾地区の大部分が「災害危険区域」(=浸水区域)に指定されるという問題が新たに浮上したのだ。そうなると現行法では、厳しい建築制限が導入され、建物の1階部分での居住が困難になる。防潮堤を低くすることが、町づくりに深刻な影響を及ぼす。」

記事はこの後、唐桑町鮪立地区の9.9mの防潮堤について述べています。そして、こう結びます。

〈住民の意向を尊重して、立派な防潮堤の代わりに避難経路を整備するなど、その予算を他の用途に振り向けてもいいはずだ。県には「高い防潮堤」にこだわらない柔軟な対応が求められている〉

昨年9月と同じく、「東洋経済」編集部岡田広行さんの署名記事。こうした継続しての取材に基づく要を得た報道は貴重です。ありがとうございます。

昨年9月の記事オンライン版
9月19日ブログ「防潮堤勉強会2」
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テーマ : 東北地方太平洋沖地震義援金、災害援助
ジャンル : 福祉・ボランティア

tag : 気仙沼 気中20 気仙沼中学 防潮堤を勉強する会 防潮堤

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プロフィール

気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/67~68歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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