共徳丸の解体終了

いつもは月曜日が休刊の三陸新報ですが、きのう行われた宮城県知事選と南三陸町長選の結果報道のために本日発刊、明日休刊にしたとのこと。県は村井知事、南三陸町は佐藤町長がいずれも当選(3選)しました。

その本日の三陸新報に、気仙沼市鹿折地区の第18共徳丸の解体作業が27日で終了したとの記事が掲載されていました。〈崩れた擁壁の跡などが、そこに重量330トンの大型船があったことを物語るのみとなった〉。

共徳丸解体
三陸新報10月28日記事のイメージ

そうだ、最近読んでいなかったなと思い、ひさしぶりに鹿折中学31回生のブログをのぞいてみました。そこに(たぶん)市外から、実家のあった鹿折に帰ってきていた同級生を見送る話が記してありました。

〈ご実家の基礎撤去に立ち会うためにいらしたそうです。
どんな気持ちで見守ったのかと思うと……かける言葉を探してしまいました。きっと複雑な想いでいっぱいだったでしょう……でも今度来る時は、いくらか復興が進んでいる事を信じていらしてね
。いつでもお待ちしていますから〉

そこに実家があったことのわずかな印となっていた基礎の撤去。330トンもある大型船の解体に比べれば簡単な作業だったでしょう。しかし、自分が暮らし多くの思い出のある家の跡。その喪失感がどれだけ大きいことか。〈かける言葉を探した〉同級生の気持ちもよくわかります。

駅前をはじめとする鹿折地区には、鹿折中学31回生の皆さんなどの努力で、この夏も多くのヒマワリが大輪の花を。そしてこの秋には多くのコスモスが咲いたそうです。そうした鹿折の話を伝えるブログの中にあるコスモスの写真を見ていると、ちょっとさびしい気持ちになってしまうのです。

ブログ「鹿折中学31回生+m」
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テーマ : 東北地方太平洋沖地震義援金、災害援助
ジャンル : 福祉・ボランティア

tag : 気仙沼 気中20 気仙沼中学 鹿折中学 鹿折中学31回生+m 共徳丸

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小田さん、
私たちの小さな活動を覚えていていただいてありがとうございます。
今年はひまわりとカンナ(長野県須坂市からいただきました)を共徳丸の前、新浜町と鹿折駅、ホーマック、浄念寺に植えました。

ブログに記載されていた友の家は共徳丸から駅反対方向に50mほどの距離にあります。
昨年の今頃、その実家跡にじっと座っている友の姿を見つけました。
「いつも1時間ぐらいは座ってる」と。

私の実家もそろそろ土台撤去が迫っています。片方の門柱とブロック塀の下段しか残っていませんが、それでも実家を示すものがありました。

共徳丸の解体を契機とし、鹿折の形が変わっていきます。
ほんとに何もなくなっていきます。
プロフィール

気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/65~66歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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