FC2ブログ

美加さんの幼き日

三陸新報の2004年当時のシリーズ企画「とっておき この一枚」。7月のブログでは、1983年4月の矢野顕子さんを囲む吉田(岩渕)恵子さんたちの写真を紹介しました。そして本日は、武山美加(みゆき)さん(3年9組)の〈とっておき〉をご紹介。これも私のスクラップから。

武山美加
三陸新報2004年1月18日付けより(クリックで拡大)

背景は気仙沼小学校の校舎。板壁やガラス窓が本当に懐かしい。記事を一部引用します。

〈桜舞う校庭を、父(故・光夫さん)に手を引かれて------。昭和33年春、気仙沼小学校での入学式。木造校舎の前で撮った一枚だ。「亡き父とのいろいろな思い出が、走馬灯のように巡ってきます」。洋服は、藍色を基調に、襟の部分には刺しゅうがある。古町にある洋裁学校「増子学園」の教壇に立っていた父が、この日のためにわざわざ誂えてくれた。当時は珍しかったパーマも父の自慢だった。〉

そして記事は、〈胸元の大きな名札は、白のてぬぐいで作った〉と続くのですが、私の記憶では、綿の布に藍色で氏名記入欄が染め抜かれていたと思います。写真でも〈気小校…年…組〉の文字があるように見えます。ちょっと話が細かくなりすぎたか(笑)。

記事の末尾にも書いてありますが、美加さんはいま、書道教室「苑書会」を主宰し、雅号は櫻子(おうし)。8月17日の「偲ぶ会」でも彼女の揮毫(きごう)による「友偲」の文字が正面に掲げられていました。その2日後には、つぎのメールが届きました。

〈開催までお世話役の皆様にはご苦労かけました。とりわけ小山謙ちゃんは大変だったと思います。当日はとっても良い集まりだったと思います。みんなのスピーチに思わず涙が……。「友偲」の書に想いを沢山込めました。もう、毎年みんなに会わずにいられません(>_<) 〉

美加さんのお父様も書家で書道教室を主宰していました。号は櫻光(おうこう)。教室に通った南町近辺の同級生も多いのではないでしょうか。『気仙沼文化史年表』によれば1946年に〈苑書会〉を創立とのこと。美加さんが継いでいまに至っています。櫻光先生は1998年11月、76歳でお亡くなりになりました。

ブログでの写真紹介を承諾する8月20日のメールに、〈今日、東新城に新しい教室が完成し、みなさんにお披露目しました〉と書いてありました。また、9月15日午後2時には、仙台メディアテークで開催される毎日書道展/東北仙台展会場で揮毫するとも。なかなかに頑張っていますね。

美加さん、新教室の完成、本当におめでとう。ますますの活躍を期待しています。

7月8日ブログ「とっておきの1枚」
スポンサーサイト

テーマ : 東北地方太平洋沖地震義援金、災害援助
ジャンル : 福祉・ボランティア

tag : 気仙沼 気中20 気仙沼中学 苑書会 武山櫻子 武山櫻光

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/67~68歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

最近の記事
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最新コメント
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カレンダー
07 | 2019/08 | 09
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
RSSリンクの表示