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県知事の強硬姿勢

8月6日、気仙沼の内湾地区防潮堤計画について、市民と村井知事との意見交換会が気仙沼市役所で開かれました。気仙沼市からは内湾地区の関係者や「防潮堤を勉強する会」の発起人ら約50人が出席。非公開でしたが、三陸新報はつぎのように報じています。

意見交換会
三陸新報8月8日付け記事の一部イメージ

8月8日三陸新報デジタル版(無料「立ち読み」可能)

防潮堤を勉強する会が提出した質問のひとつである〈地域が合意したと判断する根拠〉について県側は、「地域の総意で了解したところを「合意形成」と判断するものの、個人的に反対しているケースもあり、最終的には知事の判断で決める」とし、建設用地の強制執行の可能性も否定しなかったといいます。

魚町・南町の内湾地区防潮堤(計画高5.2m)について村井知事は、国の指針に基づいて高さを決めており、気仙沼市が要請している余裕高(1m)の引き下げには応じられず、海中に設置する浮上式防潮堤は実験段階であることを理由に「私の目が黒いうちは絶対に採用しない」と完全否定したそうです。

知事は、会の終了後にあらためて「年内に合意形成できるように努め、国に計画を提出したい。県全体の計画であり、この地域だけ後回しにはできない」との方針を示しました。

三陸新報は最後に、気仙沼商工会議所の臼井賢志会頭のコメントを紹介しています。
「震災前よりも素晴らしい内湾を夢見ているのに、防潮堤ありきの知事の姿勢にガッカリした。知事は堤防がなければまちづくりができないと言っているが、私たちは堤防があるとまちづくりができないと考えている。完全に食い違っている」

いやあ驚いた。なんで村井知事はここまで強硬なんだろう。内湾地区に限らず、「防潮堤を勉強する会」の活動は、いたずらに反対運動に片寄ることのないよう配慮されていたと思います。そうした丁寧な議論のうえでの意見交換会だったわけですが、こうした知事のかたくなな姿勢に対しては大きく防潮堤反対の声をあげていくのではないでしょうか。3時間にわたったこの意見交換会は市民の知事に対する失望と対決姿勢を強めたように感じます。

「オレの目の黒いうちは絶対に」といって防潮堤に反対する声が大きくなったら、県はいったいどうするつもりなのでしょうか。

7月22日ブログ「防潮堤高引き下げへ」
河北新報8月7日配信記事
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テーマ : 東北地方太平洋沖地震義援金、災害援助
ジャンル : 福祉・ボランティア

tag : 気仙沼 気中20 気仙沼中学 防潮堤を勉強する会 森は海の恋人

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巨大な防潮堤は要らない

気仙沼に防潮堤は似合わないと思います。
三陸の海で育った私は、海の見えない故郷に何を
感じたら良いのでしょう。コンクリートに何の愛着が
あるのでしょうか。何もありません。
人の命は確かに大切です。しかし、海と共に生きると
決めた住民の意向を考えようともしない村井県知事
の強硬さには落胆を覚えます。
防潮堤は確かに必要です。でもその土地の生活や産業
、自然環境との調和を十分考慮しなければなりません。
住民が考えたものを支援し実現するのが行政の一番の
重要な役割です。村井県知事の聡明さを期待したい。
奥尻島の巨大防潮堤による苦しみを気仙沼でも繰り返さ
ないでもらいたいと心から願っています。
プロフィール

気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/67~68歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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