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故郷の訛り懐かし

25日のブログ「たんがいでけんね」に、「31回生3年11組20番」さんからのコメントがありました。「(気仙沼中学)31回生」さんは大阪在住で、昨年8月に気仙沼の高軟式野球部が全国大会に出場したときもいろいろと情報をくださいました。スマホなどではコメントが見にくいと思いますので、ここに再掲させていただきます。

「ご無沙汰です。書かずにおられず筆をとりました(マウスを握りました!かな?)。大学に入って居酒屋でアルバイトを始めましたが、ごみの片付けの時に同じようなことがありました。

〈ちっと、そっちたんがいでもらえませんか?〉と言った言葉に反応してくれたのは、福島いわきの出身の先輩で、〈H君(私のこと)、たんがぐって言っても誰もわがんねぇよ!〉と、〈わがんねえよ〉の語尾が上がる独特の訛りで腹を抱えて笑われました。先輩も久しぶりに聞いたのか、笑いのツボにはまった様子でしばらく笑いが止らず状態。上京2ヶ月くらいのことですし、兄と同居してたので、標準語とは思わないまでも、無意識のうちに口をついてましたね。

石川啄木は、ふるさとの言葉を求めて上野の停車場に行ってたようですが、時代は下って『ふるさとの 訛りなつかし おださんの ブログのなかに そを聴きにゆく』に変わりましたね(笑)」

コメント引用は以上です。

ふるさとの 訛なつかし 停車場の 人ごみの中に そを 聴きにゆく

東北本線の終着駅である上野駅15番線の車止めの前には、啄木のこの短歌を記した歌碑があるそうです。〈そを〉は〈それを〉の意。

私は〈31回生〉さんの詳しいプロフィールは存じ上げないのですが、推測するに高校卒業後は気仙沼を離れ、〈標準語〉や〈共通語〉に満ちた東京で学んだ後、強い個性をもった〈大阪弁〉〈関西弁〉の環境で28年を過ごし、現在は50歳前後。

啄木の歌もとてもいい。しかし私は、〈たんがぐ〉の言葉に〈書かずにおられず筆をとった〉31回生さんの心境にこそ、しみじみとしたものを感じました。

31回生さん、ありがとうございました。話を盛りすぎていたらごめんなさい(笑)。

6月25日ブログ「たんがいでけんね」
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tag : 気仙沼気中20気仙沼中学ふるさとの訛なつかし石川啄木

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気中20/小田

Author:気中20/小田
このブログは、東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/71~72歳)たちを支援する首都圏在住者「気中20回生支援会」ブログとして始めました。いまは、気仙沼出身東京在住者による気仙沼情報ブログとして、魚町育ちの小田(気中3年8組)が書いています。

Twitter: @kechu20

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