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弘君からの電話

昨日、無印良品のふかひれスープについてのブログを書いたあとに、気仙沼の臼井弘君(3年4組)に電話しました。弘君が経営する福寿水産ではフカヒレの加工・販売をおこなっています。やはり、連絡しておかないとね。

弘君は無印良品のニュースリリース内容は知らなかったとのことでしたが、〈この前、無印良品の人達が気仙沼に来て、市場の視察や関係者の話を聞いていった〉そうです。
〈んで、あどでブログ見でみっから〉

そして午後7時過ぎに弘君から電話がありました。
〈ああして毅然と語ってもらえるとホント助かる〉という無印良品への感謝の言葉のあと、〈ひとつ誤解があるといけないので念のため〉ということでつぎのことを話してくれました。

ニュースリリースの中に、〈気仙沼港で水揚げされるヨシキリザメは、主にマグロ延縄漁の‘混獲魚’として水揚げされたものであり〉という表現があるが、ちょっと実態と違うというのです。ここでいう「混獲(こんかく)」とは、漁獲対象とは違う魚種が獲れてしまうこと。つまり、マグロを獲ろうとしているのだがフカがついでに獲れてしまう。弘君がいうには、確かにフカが混獲魚であったときもあったそうですが、現在の延縄(はえなわ)漁では、フカも漁獲対象としているのだそうです。

私もずいぶん昔に〈気仙沼のフカヒレはマグロ漁の副産物〉と聞いていて、これまで漠然とそう思っていました。でも今は違うのですね。弘君の話は続きます。

〈混獲ではないからこそ、ヒレでも皮でも肉から軟骨まで、みんなうまく使うのっさ〉

ウィキベディアで「混獲」を調べてみると〈サメの混獲〉についてつぎのように書いています。
「マグロ延縄漁ではサメ類も混穫され、気仙沼港からのマグロ延縄漁では全体の75パーセントがヨシキリザメという結果が出ている(刺身用の三種のマグロが1025尾に対してヨシキリザメは16836尾である)。このサメ類の混穫ではフカヒレだけをとって捨てる場合も多く、環境保護団体に問題視されるが、日本においては魚肉もすり身として活用しており、無駄になってはいない」

この文中の数字は大丈夫だろうか。出典は「魚の経済学〜市場メカニズムの活用で資源を護る」(山下東子著 日本評論社刊157-158頁)。2009年の本ですので、そんなに古い数字ではないのでしょうが。

ちょっと話が複雑になってきたのでこの辺にしておきますが、臼井弘君の〈無印良品への感謝〉と〈事実を多くの人に正確に理解して欲しい〉という気持ちを知っていただきたくこの話を紹介しました。

6月11日ブログ「頑張れ!無印良品」
2012年7月18日ブログ「福寿水産・再起動」
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tag : 気仙沼 気中20 気仙沼中学 無印良品 フカヒレ

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気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/67~68歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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