浮上式防潮堤視察

ゴールデンウィーク明けの東京。天気は良いのですが強い風がふいています。
さて本日7日、JNN系列が「防潮堤に頼らない津波防災を模索」とのタイトルで気仙沼市内湾地区の防潮堤問題に関するニュースを配信しています。(配信終了となり現在は視聴できません)



ニュースのなかで、和歌山県海南市の浮上式防波堤の実験を視察する様子が紹介されています。この視察は4月12日に行われたもので、翌日の朝日新聞も報じていました。デジタル版からの記事を引用しておきます。

「気仙沼市の商工関係者ら十数人が12日、和歌山県海南市に完成した「浮上式防潮堤」を見学した。東日本大震災前から国交省が造り始め、今年3月に動かし始めた。
直径3メートル、長さ約30mの二層構造の鋼管は普段は水深約13mの海底にしまわれており、船の航行を妨げない。津波が起きると、空気の力で内側の管が海上7.5mまで浮き上がり、津波を防ぐ仕組みだ。
まずは3本を作り、一緒に上げ下げして浮上時間などのデータを集めている。230mの海域に78本を並べる予定だったが、計画当初と予想津波高が変わったため、国交省は事業を予定通り進めるかどうか検討中という。
浮上式防潮堤は気仙沼市の街づくりコンペで最優秀賞を獲得。景観を損ねない手法だとして支持を得た。ただ、稼働実績がないことなどから県と市は採用しない方針を表明している。
見学に参加した気仙沼商工会議所の臼井賢志会頭は「港町の風情を残すためにもコンクリートより浮上式がいい。県に再考するよう訴える」と話した。」(以上、朝日新聞4月13日配信)

TBSニュースは、導入に前向きな視察参加者の意見や「まだ実験段階。今の段階で取り組むことは難しい」という村井宮城県知事の意見を紹介しながら、「津波防災と港町再建をいかにして両立させるか、慎重に見極めながら防潮堤について判断していなかくてはなりません」と結んでいます。

浮上式防波堤が本当に大津波のときに役に立つものなのかどうか、内湾地区関係者にも疑問があると思うのですが、ま、巨大防潮堤よりはまだましかということなのでしょう。
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気中20回生支援会

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東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/65~66歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

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