糸井重里さんの話

きょうは4月1日。年度はじめでもありますし、気分をかえて元気にやっていきましょう。そしてエイプリルフール。小学生のころは〈今日はうそついてもいい日〉といって、たわいもないことを言ってはみんなで喜んでいましたね。

さて、3月30日に朝日新聞デジタル版が糸井重里さんのインタビュー記事を配信しています。気仙沼のことについて語っていますので紹介します。

朝日糸井さん

朝日新聞デジタル版はここから

上記サイトの無料登録で全文閲覧可能ですが、記事を以下に引用させてもらいます。

「今年の3・11は気仙沼で過ごしました。去年に比べると、もちろん大切な日だけれども、意識的に平常営業しようとしている感じでしたね。生活が戻ってきたんですね。仲間とお酒やコーヒーを飲める場所もある。でも、その場所がまだプレハブだということは忘れてはいけない」

「2年たっても、復興はそんなには進んではいない。僕の感覚では1割くらいです。でも、爪痕にではなく、これまでの成果に目を向けられる人が増えた気がします。『被災したおかげで、おれたちはこんなことまでできた』という言葉が、あちこちで聞かれるようになったのは、とても頼もしいことです」

でも、これからが本当の「試合」だ。月に数回のペースで気仙沼を訪ね、「御用聞き」をしながら、被災地・東北のために何ができるか考え続けるなかで、気づいたことがあるという。

「東北には、それぞれの土地の文化が色濃く残っています。もともと海や山の幸がもっているポテンシャルも高い。ただ、あまり市場というものをイメージしてやってこなかったんだと思うんですね。たとえば、僕自身が、すばらしい商品を作ったと思っていても、僕以外にひとりもほしがらなかったら、何にもなりません。多くの人がほしがる『市場』のある商品をつくらないと」

「『ほぼ日』は、プランを作ったり、自分たちが本当にほしいものをかたちにしたり、が仕事の会社。『ほぼ日手帳』はそのひとつです。僕はそこで専門的にやってきたので、得意なことでお役に立てることがあるかな、と」

「市場」を体感してほしくて、これまでに数多くの「お土産」を届けてきた。

「世界水準とまではいわないけど、できるだけこれは一流だね、って思えるものをもっていくんです。何かしら感じてもらって、火が付くといいなと」

津波で流され泥に埋もれていた雄勝スレートや、南三陸町の被災材をつかって作った、居心地のよい「気仙沼のほぼ日」事務所もその一つ。
最大の「お土産」は、昨年3月に気仙沼で行った、落語家・立川志の輔さんの「さんま寄席」。慰問公演が続くなか、「地元の人にちゃんと稼いでもらおう」と、約千人の大ツアーを組み、宿泊や観光、土産物販売などで地元を潤した。
千人が至芸の「中村仲蔵」に酔い、心温まる交流を繰り広げた一日は、地元の人たちにとって、大きな自信となった。
その後も、地元の人たちと一緒に、付加価値が高く、生産者に価格設定の権利がある商品の企画にも携わってきた。

「前やっていたことを再現するのは難しくないけど、未来につながることを考えるのって本当に大変なんです。でも、被災地の企業が生き残り、復興を目指すには避けて通れない道です。条件があまりよくない中で、ゼロからいろいろなものを作んなきゃいけない場に次々遭遇するわけですから、僕らは僕らで、とても鍛えられてます。だから、いつごろからか支援だなんてこれっぽっちも思わなくなりましたね。できることだけ、したいことだけをしている平熱の付き合いです」

9月には、2回目の「さんま寄席」も行われる。

「今だから言えるけど、ものすごくエネルギーを使って働いてきましたから、僕は資本主義者として、ものすごくがめつく、心の利益をとりにいきたい。それは一緒にがんばってきたみなさんの事業が軌道にのり、多くの人に愛されるかどうかにかかってます。そういうとプレッシャーかけちゃうかな」

記事引用は以上です。
3月8日の毎日新聞夕刊に続く、この朝日新聞デジタル版でのインタビュー。こうした糸井さんの情報発信力というか波及力が、気仙沼復興の大きな助けとなっています。いつもありがとうございます。

3月11日ブログ「追悼と感謝の日」(毎日新聞記事の紹介)
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テーマ : 東北地方太平洋沖地震義援金、災害援助
ジャンル : 福祉・ボランティア

tag : 気仙沼 気中20 気仙沼中学 糸井重里 気仙沼のほぼ日

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プロフィール

気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/65~66歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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