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月遅れ雑誌有ます

きのう紹介した週刊新潮は1月24日号。オダの雑誌紹介はいつも古いものばかり。その理由は、図書館で借りて読んでいるからです。だいたい他の人が先に借りるので遅くなる。1カ月ほど前に読んだ週刊文春では、まだ野田さんが総理でした。末期だったけど。

小学生のころ、魚町の海岸通りの店先に「月遅れ雑誌あります」と書かれた紙が貼ってありました。語尾は〈有ます〉だったり〈ます〉が四角に斜め線をいれた枡印だったり。佐甚商店など看板に「個人仕込み」と書いてあるお店が多かった。〈個人仕込み〉とは、漁船員さんが個人として船に積み込む食品や雑貨などを購入すること。月遅れ雑誌は、船の中で読むための月刊誌や週刊誌です。たぶん古本ではなく、売れ残ったものを安く流通させるいわゆる〈ぞっき本〉でしょう。

魚町の田中商店(角星の隣の田中砂糖屋さん)の向かいには、小屋みたいな月遅れ雑誌を売っている店がありました。1畳ほどの、露天商に毛がはえた程度の屋台みたいな店。前を通るときに横目で見ると表紙に〈秘〉とか〈実話〉といった文字が見えました。つまり〈エロ本〉です。私の記憶の中では、タオルを鉢巻きにした若い船方さんが一生懸命に雑誌を選んでいます。仕込み中か。

そして私の記憶に間違いがなければ、小屋の軒先に30cmぐらいの棒状の赤や青のセロハン袋で包まれたものがぶら下がっていました。中身は米に熱を加えてふくらませたやつ。関東ではポン菓子というのかな、気仙沼では〈パットライス〉。しかし、なぜにパットライス。

パットライス食いながら読む実話雑誌がサイコー!てか。
これもあれも、昭和30年代、40年代の気仙沼魚町の一風景です。
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テーマ : 東北地方太平洋沖地震義援金、災害援助
ジャンル : 福祉・ボランティア

tag : 気仙沼 気中20 気仙沼中学 気仙沼高校

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気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/67~68歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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