地方出身者の難関

今は私立大学の入試シーズン。10日ほど前、地下鉄でドアのわきの広告が目に入りました。駒澤大学の広告で、〈受験日が記念日になった〉とかなんとかいうキャッチコピー。30年前の大学受験のときを回想するという形で長めの文章が続きます。大学受験日が、30年経ってみると何かしらの成長の記念日に思えるということなのでしょう。

私の印象に残ったのは、〈地方出身者の私にとっての最難関は、電車や地下鉄の乗り換えでした〉というところ。いやぁ、わかるなあ、それ。

私が上京したのは大学に入学した20歳のとき。受験したときは特に苦労もしませんでしたが、その後にアパート探しなどで上京したときのことです。新宿から京王線にのろうとしたのですが、やってきた電車が〈急行〉。ありゃま、どうしよう〈急行券をもってない〉。当時、気仙沼から仙台に出るときに利用していたのは国鉄〈準急・むろね号〉。たしか普通運賃プラス急行券(準急券?)が必要でした。ですから、京王線の急行もなにか追加料金が必要かもしれないと思ったのです。迷ったあげく、オダ君は各駅停車にのっていったとさ。

あとは新宿駅。西口におりてしまうと、なかなか東口側にいけない。駅に向かって左側の細い通路を使えばいいのですが、それがわからない。困ったあげくに切符を買って東口に出たこともあったと思います。

学生のときには、かっこが悪いからそんなことをわざわざ披露したりはしないのでしょうが、ちょっとたてば、飲み会のときの定番ネタとして大笑い。〈地方出身者にとっての難関〉がいろいろとありました。

駒澤大学の広告は、私にそんなことを思いださせてくれたのです。
あれから40年。〈そんな時代もあったねと いつか話せる日が来るわ〉

気分は中島みゆきです(笑)。
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東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/65~66歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

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