三陸飼料の復旧

週刊新潮2月7日号を見ていたら「気仙沼漁港に被災前の活気を」の見出しで一頁の記事。そして、女性の顔写真と「三陸飼料株式会社 足利喜恵子社長」の文字も。

三陸飼料
週刊新潮の誌面イメージ

これは三菱商事提供のPR記事でした。その記事内容を抜粋して紹介します。

「三陸飼料は、魚市場や加工業者から出る魚のアラや血水などを処理し、畜産飼料を製造している。昭和30年に魚の仲買人だった亡父が設立し、昭和47年に現在の大川河口付近に移転した。

4姉妹の3女の足利社長は、震災後急遽、3代目を引き継いだ。震災時、共同経営していた姉とは別々に避難。最後に建物を出たのは姉だったが、連絡がないまま、2週間後遺体で発見された。

復旧費用は思いのほかかさみ、資金調達が大きな壁となった。しかし、幸い父と姉が地元での信用を築いていたこともあり、気仙沼信用金庫が融資を含めた全面的な支援を決定。担当者は国のグループ化補助金取得にも協力を惜しまなかった。また三菱商事復興支援財団を紹介し、この支援が事業再開を大きく後押しした。」

三陸飼料は、流されずに済んだ機械設備をあえて修理再生して再稼働させました。40年前に父親が2億円もかけてノルウェーから輸入したプラントだったそうです。昨年秋に一部操業を再開し、この1月に完全復旧を果たしました。

以上がPR記事内容ですが、2月6日には、新聞各紙が三菱商事復興支援財団と気仙沼信用金庫による「気仙沼きぼう基金」の設立を伝えていました。

これは財団から出資した地元企業の配当収入を基金の原資にし、地域に再投資するというもの。復興資金が循環する仕組みを作り地域経済の自立を促そうという試みです。財団と気仙沼信用金庫と気仙沼市が共同で運営します。そして、市内の三陸飼料、気仙沼ケーブルネットワーク、気仙沼地域エネルギー開発の3社に財団から総額2億5000万円の出資を決定。出資先からの配当収入全額を基金に寄付するとのことです。出資先は信金の営業網を活用して今後も増やす計画です。

多くの企業グループが気仙沼の復興のために力を貸してくれていますね。三菱商事さん、ありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。

河北新報2月6日配信記事
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テーマ : 東北地方太平洋沖地震義援金、災害援助
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気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/65~66歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

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