気仙沼の人手不足

きょうは2月12日。一昨年のこの日、ホテル観洋に気仙沼中学20回生200人以上が集まって〈還暦祝い〉を楽しみました。その一カ月後にあの津波が気仙沼を襲ったのです。

さて、きのう2月11日にTBSの動画ニュースサイトが気仙沼関連のニュースを配信しています。タイトルは「気仙沼の水産加工、「人手不足」という新たな悩み」。水産加工業の復興が進みつつあるものの、肝心の人手が復旧工事に取られ、基幹産業である水産加工に人が集まらないというのです。このサイトは1週間しか視聴できませんので、お早めにご覧ください。

小野万
TBS動画ニュースサイト「TBS News i」


ニュース内容をあとでも知ることができるよう、ニュース内容を以下に紹介。

「 行方不明者の捜索が続く一方、復興事業は本格化しています。しかし、宮城の気仙沼では、肝心の人手が復旧工事に取られ、基幹産業である水産加工に人が集まらないという新たな悩みも抱えています。

新鮮なイカをふんだんに使って熟成させた塩辛。青森県沖などで獲れたイカの塩辛の製造に従業員が追われています。気仙沼市の水産加工会社「小野万」は、全国の塩辛の生産量のうち3割程を占めています。

「原料ベースだと1日10トンほど仕込んでいる。毎日フル生産でがんばっている」(「小野万」の及川克敏工場長)

創業から半世紀近く地元の雇用を担ってきた小野万。津波で工場が被災したため、従業員をいったん全員解雇しましたが、7か月後には再開し、現在はおよそ100人が働いています。来月には新工場ができるため、20人程従業員を増やそうとしています。しかし・・・

「ハローワークに広告出しても実際は人が来ないのが現状」(同社の小野寺邦夫社長)

6割の企業が再開した気仙沼市。去年11月には仕事を探している人の数が初めて震災前よりも少なくなるなど、雇用は改善しています。こうした中、賃金などの条件が良い復旧事業に人気が集まっているのです。

「今の家庭環境を考えると少しでも賃金が欲しいといっている人が多い。これからますます人手不足が言われる」(ハローワーク気仙沼・太田博統括職業指導官)

水産加工の賃金は復旧事業よりも4万円ほど低い状況。しかし再建は半ばだけに賃金アップは困難です。

「復興に向けてまだ進んでいる状況なので、そこまで(賃金アップ)は無理」(小野寺社長)

街を支えてきた水産加工。ようやく再生し始めるなか、雇用の確保という新たな課題に直面しています。」(2月11日10:46配信)

ニュース引用は以上です。
気仙沼の賃金水準は、震災前でも県内の主要市部に比べて低いという話は聞いておりました。巨大な復興予算が投入される一方で、それらに依存するような経済構造、社会構造となっては困るのですが。国の助成を求める一方でのこうした問題。まさに〈気仙沼のジレンマ〉といってよいでしょう。

2012年2月13日ブログ「還暦祝い一周年」
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ジャンル : 福祉・ボランティア

tag : 気仙沼 気中20 気仙沼中学

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気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/65~66歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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