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写真展 そして、今

2月2日、土曜日。渋谷〈bunkamura〉での〈白隠〉展を見てから、同じく渋谷のギャラリー〈ルデコ〉で開催中の写真展〈そして、今〜震災後1年半、被災地の「今」を追う〉に足を運びました。

DM_ルデコ
写真は許可を得て掲載しております(クリックで拡大)

この写真展は、日本写真芸術専門学校の社会貢献サークル「Future Light Project」の企画展です。同サークルの気仙沼との関わりは、2011年に「前を向く〜東日本大震災後復興に向けて立ち上がる30のストーリー」として被災地気仙沼の様々な立場の方々の写真30枚とインタビュー内容をのせた冊子を発表したことに始まります。そして2012年に5月にあらためて新サークル「Future Lights Project」として始動し、7月末からの6日間、2度目となる気仙沼での取材を行いました。そして、その時に撮影した気仙沼の人のポートレートやパノラマ写真を9月の学園祭で展示するとともに、インタビューをまとめた小冊子も作成しました。そして、この時の展示内容をさらに多くの人に見てもらおうと、今回の渋谷での展示が企画されたようです。

写真展は2フロアから構成されていました。まずは50枚近くのポートレート写真。上に紹介した写真は、その中の1枚を使った案内はがきで、新造船を背景にしたマルイ水産の代表井上宣幸さんです。こうした写真の脇にそれぞれのインタビュー集文章が掲示されていました。もうひとつのフロアでは、気仙沼の各地点で撮影された多くの写真がディスプレー上に紹介されるとともに、大きなパノラマ写真が掲示されていました。その中でも、鹿折唐桑駅の跡を背に、第18共徳丸を正面とするパノラマ写真に、私はかなりリアルな記憶を呼び起こされました。鹿折唐桑駅のホームで〈カン・カン・カン〉と踏切が閉まる音が聞こえてきた後にディーゼル車が現れてくる風景。実家の魚町からは鹿折の駅のほうが近かったので、よく利用していたのです。

この写真展、2日が最終日でした。知ったのが前日で、皆様に紹介できなかったのが残念です。会場で昨年9月発行のインタビューをまとめた44頁からなる冊子をいただきました。ここに紹介されている44のヒストリーは貴重な証言集となっています。その巻末に、このプロジェクトがカメラ映像機器工業会と日本財団の支援を受けているとの記述がありました。日本写真芸術専門学校の皆様をはじめ、こうした多くの支援関係者の方々にも心からお礼申し上げます。ありがとうございました。

「Future Light Project」ブログ
気仙沼での取材など昨年からの活動内容が紹介されています。ぜひご覧ください。
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テーマ : 東北地方太平洋沖地震義援金、災害援助
ジャンル : 福祉・ボランティア

tag : 気仙沼 気中20 気仙沼中学 日本写真芸術専門学校 そして、今

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No title

「そして、今」写真展にお越し頂き、記事まで書いて頂き、ありがとうございます。
もし宜しければ、私たちのfacebookページでブログの記事を紹介させて頂いてもよろしいでしょうか?
お返事頂ければと思います。
よろしくお願いいたします。

No title

小田さん、
共徳丸のすぐうしろに実家がある(あった)原沢です。
そうですね、鹿折駅から300mほど上鹿折側に行ったところの踏切が「カンカンカーン」となりだすと、「ガタコーン」という音とともにゆっくりと汽車が来ましたね。
昔は4両ぐらいのオレンジの汽車でしたが、最近は2両の薄い黄緑の汽車でした。
あの線路を汽車が通ることは、もしかしたらもうないかもしれませんねぇ。
プロフィール

気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/67~68歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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