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アワビの開口

今日22日、気仙沼・唐桑地区はアワビの開口(かいこう)だったそうです。〈開口〉とは、漁の解禁日のこと。ウニ漁の開口、ワカメ漁の開口といった具合に使われる言葉です。

〈アワビの開口〉と聞いて、中学生だったときのことを思い出しました。
休日の昼頃、ガラガラっと戸をあけながら男の人の大きな声。〈セイコでござりす(セイコでございます)〉。姓か名かわかりませんが、父が勤めていた唐桑・只越の会社で働いていたセイコさんです。あら今日はどうしたのと聞く母に、セイコさんが答えます。

〈なんだべ奥さん、きょうはアワビの開口だでば〉

セイコさんはそう言って一斗(18リットル)缶にどっさりと入ったアワビを置いていったのです。そんなに沢山のアワビを見たのははじめてだったので大変おどろきました。形の小さなものが多かったので、市場に出せないものをわけてくれたのでしょうね。

その日は刺身にして食べ、残りは粕につけたはずです。アワビの粕漬け。東京で就職してからも、母がつくった粕漬けを世話になっている方へのお土産にと持たされたこともありました。小さなものはともかく、大きなアワビは気仙沼でも高価であったと思います。しかし、買うことはありませんでした。みんないただきものです。

こうしてアワビのことを書いていたら、ウニも〈開口〉だからといって一斗缶でもらったことを思い出しました。私も手伝って、スプーンでとりだしたウニをどんぶりに貯めていきます。そして熱いごはんにウニをたっぷりとのせて醤油をたらします。

ん〜、たまりませんね。アワビとウニ。今日はこれくらいにしておきましょう(笑)。


よろしければ毛ガニの話もこちらから
3月29日ブログ「毛ガニの思い出」
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テーマ : 東北地方太平洋沖地震義援金、災害援助
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tag : 気仙沼 気中20 気仙沼中学

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気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/67~68歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

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