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2024年は瀧本さん

2024年版の気仙沼漁師カレンダーが9月7日に発売されました。2024年版の撮影を担当してくださった写真家は、なんと瀧本幹也さんです。

PRTIMES配信によるバンブーカットのプレスリリースがとても詳しいので紹介します。バンブーカットさんは、2016年版から今にいたるまで漁師カレンダーの制作を担当してくださっています。代表は皆さんご存じの竹内順平さんです。


まずは、プレスリリース掲載の写真家プロフィールから。

◎瀧本幹也 | MIKIYA TAKIMOTO

写真家。1974年愛知県生まれ。藤井保氏に師事の後、1998年瀧本幹也写真事務所設立。広告写真やCM映像をはじめ国内外での作品発表や出版など幅広く活動を続けている。豊富な経験と表現者としての視点に、是枝裕和監督から映画撮影を任され、2013年カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞した映画『そして父になる』や『海街diary』『三度目の殺人』の撮影監督を担当。東京ADC賞、CANNES LIONS GOLDなど、国内外での受賞歴多数。(以下略)

広告写真やCMだけではなく、是枝裕和監督の映画『そして父になる』や『海街diary』などの撮影も担当しています。上記の実績紹介が物足りないと感じるほど活躍ぶりです。

ひとつ付け加えておくと、気仙沼がなにかとお世話になっている矢野顕子さんが野口聡一さんとコラボしたアルバム「君に会いたいんだ、とても」のジャケットやアーチスト写真も瀧本さんの撮影です。

◎師匠の写真家 藤井保さん

瀧本さんのプロフィールには、以前から〈藤井保氏に師事〉という記載があります。藤井保(たもつ)さんというお名前を覚えている方もいらっしゃるでしょう。そうです、気仙沼漁師カレンダーの第1作目/2014年版の撮影を担当してくださいました。

2014年版が発売された当時、広告関係者からは〈あの藤井保さんが撮影を担当とは〉という驚きの声もあったのです。藤井さんは、それぐらいすごい写真家。

私はそうした藤井さんと瀧本さんの師弟関係を知っていましたから、漁師カレンダーの節目となる10作目は、もしかすると瀧本幹也さんかも、という予想というか期待もちょっとありました。しかしその一方で、まさかなあとも。そのハードルの高さを思っていたのです。

しかし結果はその〈まさか〉。藤井保さんではじまった気仙沼漁師カレンダーは、瀧本幹也さんによって最終章を迎えることになったのです。

◎雑紙「デザインノート」(2006年)の記事

瀧本さんが藤井さんに師事、いいかえれば〈弟子入り〉するときの経緯が雑紙「デザインノート」No.5(2006年)に紹介されています。この号の特集は〈アートディレクターが魅せる「写真」ディレクション〉でした。

11事例のうちの一人として瀧本さんが紹介されているのですが、その記事のなかに「魂が逃げていく」という小見出しが付されたつぎの文章がありました。引用します。

〈 写真と対峙する時の姿勢は、藤井保氏から多くを学んだと、瀧本は振り返る。

「スタジオで働いている時に藤井保さんのJR東日本とメルセデスベンツの仕事に出会った。この人につきたいなあと思ったけれど、いきなり行っても断られるから準備をはじめたんです」

自分の作品のbookをつくって半年後に藤井氏に見てもらうことを計画するのだ。そのために自分の部屋に暗室を作り、コツコツとプリントを焼いていった。半年経ってbookを持っていこうと決めていた日に電話をするが、あっさりと断られてしまった。

しかし瀧本は簡単にはあきらめなかった。5分後には気を取り直してbookだけでも見てもらえるよう再度チャレンジした。それがきっかけとなり藤井氏のアシスタントとして働くことになったのだ。

「技術的なことはもちろん、精神的なこともたくさん教わりました。写真は気持ちを込めないと魂が逃げるという『気』のようなものが映らないと。確かにデジタルの数字では表せない何かがあると思いますからね」 〉(引用は以上)

藤井さんの助手をつとめるにあたっては、こうした経緯があったのですね。

本日はこれくらいにしておきましょう。今回は、1作目の藤井保さんと今回10作目の瀧本幹也さんの師弟関係についてでした。

明日は、瀧本さんが藤井さんへの師事、つまり助手になることを決めたきっかけについて。なんとそれは、藤井さんが気仙沼で撮影した写真だったのです。


カレンダーの購入など、詳細はつぎの公式サイトにて。

気仙沼漁師カレンダー公式サイト

 
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テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 気仙沼漁師かれンダー瀧本幹也

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気中20/小田

Author:気中20/小田
このブログは、東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/71~72歳)たちを支援する首都圏在住者「気中20回生支援会」ブログとして始めました。いまは、気仙沼出身東京在住者による気仙沼情報ブログとして、魚町育ちの小田(気中3年8組)が書いています。

Twitter: @kechu20

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