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気仙沼文化史年表

三陸新報の「タイムトラベル〜20年前のあの日あの時」は、20年前の同日に掲載した記事を紹介する連載。8月24日には、『気仙沼文化史年表』づくりに取り組む荒木英夫さんの紹介記事がとりあげられていました。


年表

三陸新報8月24日記事の一部イメージ


荒木英夫さんは、『気仙沼文化史年表』著者略歴によれば1978年から92年まで気仙沼市図書館長をつとめています。前館長は菅野青顔さん。荒木さんは化石の研究でも知られていますね。建て替え前の気仙沼図書館ロビーには、化石の展示ケースがあったことを覚えています。

『気仙沼文化史年表』は20年前、平成15年/2003年12月1日に発行されました。上記の記事はその3か月ほど前のもの。

発行所が別に記されているわけではありませんので、いわゆる自費出版ということでしょう。いくらだったのか、書物自体に販売価格や頒価の記載はありません。

私は同書の発刊を三陸新報で知り、実家に購入を依頼したのだと思います。母が文信堂あたりで買ったのでしょう。276頁からなる荒木英夫さんの著書『気仙沼文化史年表』はこれです。


表紙


巻頭に「刊行の辞」が掲げられています。



一部を引用します。

〈宮城県においては、すでに県図書館長菊池勝之助によって『宮城県郷土史年表』が作成されているが、気仙沼地方の項目が少ない。従って郷土の先達の遺志を継ぎ、詳細な郷土史年表を編纂するのは筆者に課せられた仕事ではないかと思ったのである。現職の時から地元新聞、郷土出版物について資料を集め、退職後も市図書館に通って調べたが、個人としては中々大きな仕事となった。

(中略)

これは言わば、密森の中に一本細道を付けたに過ぎない。もし多くの市民、団体が追加や訂正を行って、さらに完全な年表を作成出来るならば、これ以上の喜びはない。〉(引用は以上)

次頁には、三陸新報社の社長である浅倉真理さんの「発刊に寄せて」が掲載されています。

IMG_6522.jpg

これからも一部を引用。

〈思えば、気の遠くなるようなこの大事業に荒木先生は一人で立ち向かい、この度ついにその刊行を見るに至った。

誰かが手をつけ、まとめなければならないものではあった。しかし、その膨大な作業と費やした時間を思うとき、成し遂げた荒木先生の情熱と忍耐、真摯な姿勢に脱帽するのみである。

(中略)

荒木先生の労を多とし、本書が郷土のために活用され、その真価を発揮することを、切に願っている。〉(引用は以上)


私のブログ「気中20プラス」で、気仙沼の歴史に触れるときに必ず参照するのがこの荒木さんの『気仙沼文化史年表』です。同書からの引用の多さは、お読みいただいている方はすでにご存じのことでしょう。

浅倉真理さんが記しているとおり、同書の編纂は〈気の遠くなるような大事業〉だったと思います。

これをよい機会として、荒木さんにお電話をさしあげ、日頃大変お世話になっていることの御礼を申し上げようかとも思っているところです。

それはそれとして。まずはこの場を借りての御礼を一言。荒木さんの年表のおかげで、気仙沼の歴史に親しく触れることができております。『気仙沼文化史年表』の編纂と発行に心からの感謝と御礼を申し上げます。ありがとうございました。
 
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テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 気仙沼文化史年表荒木英夫

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気中20/小田

Author:気中20/小田
このブログは、東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/71~72歳)たちを支援する首都圏在住者「気中20回生支援会」ブログとして始めました。いまは、気仙沼出身東京在住者による気仙沼情報ブログとして、魚町育ちの小田(気中3年8組)が書いています。

Twitter: @kechu20

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