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新庁舎「基本設計」

旧気仙沼市立病院跡に建設される気仙沼市新庁舎の「基本設計」がまとまりました。6月10日の三陸新報は、つぎのように伝えています。


市役所

三陸新報6月10日記事の一部イメージ


この基本設計は、6月9日に市役所で開かれた市議会新庁舎建設調査特別委員会で市当局が示したそうです。

6月13日にはtbc東北放送のニュースをYahoo!ニュースが配信していました。


三陸新報も東北放送も、建設資材の高騰で事業費がふくらむことを伝えています。

三陸新報の記事によれば、「市当局は、基本設計を踏まえた概算事業費が99億8千万円と説明。設計途中の昨年10月時点では、物価上昇に伴う建設資材の高騰で、基本計画策定時(83億9千万円)より約10億円膨らむと試算していたが、さらに増えるとの見通しを示した」そうです。そして、事業費の抑制が課題になっていると。

◎6月14日付け気仙沼市発表

気仙沼市公式サイトでの発表がないなと思っていましたら、きのう6月14日付けでなされました。資料としてリンクをはっておきます。2つめの2023年4月付けの「基本設計説明書(概要版)」で、具体的な設計内容を知ることができます。

気仙沼市サイト「新庁舎建設基本設計」
基本設計説明書(概要版)2023年4月

◎「涼風にはためく旗」のイメージ

三陸新報や東北放送ニュースでも、南東方向からの外観イメージを紹介しています。ガラスばりによる大開口と曲面屋根が特徴的なデザインですが、この外観イメージは遠近感というかパースがききすぎて、実際よりも曲がりかたが強く感じられます。ほかの立面図をみると、ここまでのそりかたではないように思います。

この曲面屋根は、気仙沼の新しい「しるし」となるよう「涼風にはためく旗」をイメージしたそうです。パース図では、その〈はためく感じ〉を表現したかったのかもしれませんね。

◎設計業務の委託先

この新庁舎の設計を担当しているのは、久米設計・国際航業の共同事業体です。公募型プロポーザル方式で募集・審査され2022年3月に選定結果が発表されました。いずれも、建築設計と設計コンサルタントとして多くの実績をもつ著名会社です。

山口文象、岡田新一、石山修武、伊東豊雄といった著名建築家・事務所と気仙沼との関わりについてはつぎのブログで紹介しております。久米設計の仕事もここにならぶことになりますね。

2019年4月17日ブログ「気仙沼交流プラザ」

◎建設地発表は2020年1月28日

新庁舎の建設地を旧市立病院跡地とすることが発表されたのは2020年1月28日のことでした。八日町の現市役所の建て替えを望む声もあって、あっさりとは決まりませんでしたね。

2020年1月29日ブログ「市役所建設地発表」

今年になっても、市議会において計画に対しての異論などもあり、進行への影響が懸念されていました。まずはなんとか、基本計画の発表までこぎつけることができてなによりでした。

旧市立病院の解体工事は現在進行中。きのう6月14日の三陸新報によれば、先月末時点で7割の進捗状況とのこと。来年1月末完了予定です。

新庁舎については、2024年6月末までに実施設計業務を進めた後、2024年度後半に庁舎建設工事に着手します。業務開始は2027年度前半を予定しているとのことです。

資材費高騰など課題も多いこととは思いますが、解体も設計も建設も、安全に順調に進行することを願っております。どうぞよろしくお願いいたします。
 
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テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 気仙沼市役所新庁舎

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気中20/小田

Author:気中20/小田
このブログは、東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/71~72歳)たちを支援する首都圏在住者「気中20回生支援会」ブログとして始めました。いまは、気仙沼出身東京在住者による気仙沼情報ブログとして、魚町育ちの小田(気中3年8組)が書いています。

Twitter: @kechu20

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