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大島の海と生きる

きのう8月1日の朝日新聞朝刊に、気仙沼・大島の熊谷すん子さんの記事が掲載されていました。すん子さんは、気仙沼高校同窓の熊谷雅裕君の母上です。浦の浜の船着き場正面にあった熊谷さんの店〈宮古屋〉は津波で流されました。2階が自宅でしたから、今は大島中学校の仮設住宅に、震災後大島に戻った雅裕君夫婦と3人で住んでいます。

記事の見出しは〈海とともに生きていく~民話語り部ボランティア 熊谷すん子さん〉。

すんこさん3
8月1日朝日新聞朝刊 記事イメージ(クリックで拡大)

内容を少し紹介します。
今回の津波では、石油タンクからもれた重油などが燃えた火が大島にも移り、大火事となりました。そして約1週間燃えた後に大島神社の手前で鎮火しました。熊谷さんらは神風によって風向きが変わったと思ったそうです。

大島には、〈導き地蔵〉が罪のない人を極楽浄土に導くという言い伝えがあります。地蔵さまは津波でお堂ごと流されて今も見つかりません。みんなの身代わりになって、一身に大災害を背負ってくれたと信じているといいます。

「海に囲まれた漁業の島ですから、海に頼らないと生きていけない。幾度も津波に襲われ、海の事故で命を落とす人もたくさんいました。でも、海を恨んでもどうにもならない。海に頼らないと暮らしが成り立たないんです。私も昭和三陸、チリ、そして今回と大津波に3度遭っていますが、離れようとは考えていません。」

最後に最近の句が紹介されていました。

「命得て聴く老鶯の谷渡り」

以前このブログで紹介した句をよみあらためています。老鶯(ろうおう)の意味などは、10月のブログをお読みいただければと。

10月27日ブログ「宮古屋の雅裕君」

大島でも西側で高さ7m、東側で12mもの巨大防潮堤の計画が進んでいます。先日は市による計画説明会がありました。雅裕君親子は、もちろんこの計画に反対しています。

6月25日ブログ「防潮堤は誰のため」
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テーマ : 東北地方太平洋沖地震義援金、災害援助
ジャンル : 福祉・ボランティア

tag : 気仙沼 気中20 気仙沼中学 気仙沼高校 大島中学 熊谷すん子 宮古屋 熊谷雅裕

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プロフィール

気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/67~68歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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