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ニューホープ 受賞

2月1日のブログで、「気仙沼内湾ウォーターフロント」が「土木学会デザイン賞」優秀賞を受賞したことを紹介しました。本日紹介するのも、東日本大震災後の気仙沼におけるまちづくりに関する話題です。

気仙沼在住の田中惇敏さんが進める空き家活用プロジェクト「自走する建築ストック」がグッドデザイン・ニューホープ賞に入選しました。昨年2022年12月21日の三陸新報がつぎのように伝えていました。


田中さん

三陸新報2022年12月21日記事の一部イメージ


「グッドデザイン・ニューホープ賞」は、「グッドデザイン賞」の主催団体である日本デザイン振興会が2022年度に設けた新しいデザイン賞です。つまり今回が第1回目となります。

クリエイターを目指す各種専修専門学校・大学・大学院の学生、卒業・修了後間もないクリエイターが対象とのことで、同賞サイトには〈これからの次代を担う人たちのデザインアワード〉とありました。

物、場、情報、仕組みという4カテゴリーがありますが、田中惇敏さんのプロジェクトが入選したのは「仕組みのデザイン」カテゴリーです。はじめは「場」かと思い探したのですが見つからず。「仕組み」でした。内容を知れば、たしかに「仕組みのデザイン」です。

三陸新報記事によれば、田中さんは北九州市出身で、震災後の2012年に学生ボランティアとして気仙沼に。現在は認定NPO法人「Cloud JAPAN」代表などをつとめるかたわら、慶應義塾大学大学院/政策・メディア研究科後期博士課程の学生として学んでいるそうです。

入選作品は、宿泊施設「ゲストハウス架け橋」と子育てシェアスペース「Omusubi(おむすび)」、企画に協力する飲食店「家カフェHATA」の市内3施設で進めたプロジェクトとのこと。

作品タイトルは「自走する建築ストック」です。作品パネルの左上には「設計者不在 もちよる空き家プロジェクト」とありました。


同賞サイトの受賞作品紹介から、作品概要と評価コメントを引用します。


◎作品タイトル「自走する建築ストック」

・ 作品の概要

「設計者不在、もちよる空き家。」が地域を救う。あえて設計図を描かないことによって、運営の担い手や地域住民の参画可能性を拓き、地域の変化に合わせて成長し続けた空き家活用プロジェクト。地域内に「もちよる→つくる→たのしむ」の循環を生み出すことで、地域の厄介者だった空き家が育ち、住民同士、よそものの縁をつなぐ。

・ 審査委員による評価コメント

建築家や図面の力を借りず、地域住民の手で空き家を改修し活用する仕組みの提案である。施工を利用者主体で実施するだけでなく、竣工後の活動にまで並走することで、長期的な持続性の獲得が目指されている。実際に被災した地域に参画し、3つの事例を実現しているだけでなく、この仕組みを展開するための12種類のパタンを策定し、次の展開へと繋げようとする意力が評価された。

紹介記事引用は以上です。


田中さんはじめ関係者の皆さま、グッドデザイン・ニューホープ賞入選、おめでとうございます。このたびの受賞の紹介記事をとてもうれしく読みました。紹介が遅くなりましたが、その気持ちをお伝えしたく。

2月1日ブログ 「内湾デザイン 受賞」

 
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テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 田中惇敏ゲストハウス架け橋

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気中20/小田

Author:気中20/小田
このブログは、東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/71~72歳)たちを支援する首都圏在住者「気中20回生支援会」ブログとして始めました。いまは、気仙沼出身東京在住者による気仙沼情報ブログとして、魚町育ちの小田(気中3年8組)が書いています。

Twitter: @kechu20

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