保存すべきもの

津波で流された魚町「角星」の店舗の2階部分を「引き家/曳き家(ひきいえ)」によって元の場所に戻す作業が〈登録文化財復元事業〉のひとつとして11日に行われたそうです。三陸新報や河北新報が伝えています。

角星

三陸新報7月11日付記事

造り酒屋「角星(かくぼし)」さんは、同級生の小山(斉藤)容子(3年5組)さんの実家です。1930年の建築。津波で1階は流され、2階だけが隣のビルに突っ込むように残ったとのこと。近くには、同じく国登録文化財に指定されている「男山本店」が1階は壊れ2階部分だけが残っています。

容子さんの嫁ぎ先というか、同級生の小山修司君(5組)の魚町「カネシメイチ」の家も津波で被災し、いまは解体されてしまいました。カネシメイチの建物も気仙沼の魚問屋や船主の伝統を感じさせるおもむきがありました。

気仙沼の歴史が刻まれた建物保存。これはこれでいいのです。しかし、やはり気になるのは、魚町・南町などの内湾ほか気仙沼で進む巨大防潮堤の計画です。そこに暮らす人の命と財産を守るためといいながら、なにかもっと大きなものを失うような気がしてなりません。建物の保存よりも大事ななにか。〈景観〉という言葉もなにか違う。私個人にとっては、まさに〈気仙沼〉なのですが。

2011年5月11日ブログ「魚町のカネシメイチ」
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テーマ : 東北地方太平洋沖地震義援金、災害援助
ジャンル : 福祉・ボランティア

tag : 気仙沼 気中20 気仙沼中学 防潮堤 角星 カネシメイチ

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気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/65~66歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

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