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南気仙沼まちづくり

7月25日の河北新報配信記事が、気仙沼市の南気仙沼地区におけるまちづくりの現状を伝えてくれました。筆者は気仙沼総局の鈴木悠太さんです。


リード文を引用します。

 東日本大震災で甚大な被害があった気仙沼市の南気仙沼地区で、10年以上の「空白」を経てコミュニティーの再生が始動した。土地区画整理事業の完了に時間を要し、住民が移転したり再建が遅れたりして進まずにいた。かつての結び付きは薄れてしまったものの、住民は新しいまちづくりを模索する。(引用は以上)

詳しい内容は記事を読んでいただきますが、要点を紹介します。


南気仙沼まちづくり振興協議会は昨年12月から月1回、住民が地域づくりを話し合うワークショップ(WS)を開催しているそうです。会場は昨年12月に再建された気仙沼中央公民館。毎回20~70代の約15人が参加するそうです。

記事では5月のWSでの指摘を紹介しています。〈「隣近所の顔が分からない」「あいさつしても返ってこない」。地区のコミュニティーが希薄な現状が浮かび上がった。〉

震災前の南気仙沼地区は約4600人が暮らしていたそうですが、津波で約3分の2に当たる1137世帯が流され、250人以上が犠牲になったといいます。

土地区画整理事業の完了が2020年9月と予定より2年半遅れた影響もあり、計画人口約2400に対し、今年3月末時点の居住人口は1567。区画利用面積は54%にとどまるそうです。

そして17あった自治会も今年5月末時点で活動を再開したのは6自治会。記事では〈他にも活動再開や近隣との統合を模索する動きはあるものの「もう自治会の必要性を感じない」と消極的な住民もいるという〉と記しています。

記事では南気仙沼まちづくり振興協議会の関係者ふたりの声を紹介しています。

事務局の小湊泉さんは「南気仙沼は10年も動きが途切れた。人間関係が醸成されず、地域活動の世代交代も停滞した。自治の基盤をまた一からつくり直す必要がある」と。そして協議会会長の吉田久雄さんは「やっとスタート地点に立った。今後はまちづくりに関わる人を増やし、少しずつ計画を具体化したい」と。吉田会長は気中同級生の久雄君(3年6組)です。

南気仙沼地区の土地区画整理事業の竣工式は2020年9月26日におこなわれました。つぎのブログで紹介しております。そのなかで、当時「南気仙沼復興の会」会長をつとめていた吉田久雄君の「これからがまちづくりの本番。住民と共に暮らしやすく、多くの人が集う南気仙沼地区になるよう役割を果たしていきたい」という言葉を紹介していました。

いろいろと課題も多いことと思いますが、地域の皆さんの協力によって、新しい南気仙沼のまちづくりが進展することを願っております。

河北新報の鈴木悠太さん、現状や課題がよくわかりました。いつもありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

2020年9月28日ブログ「南気仙沼の竣工式」
 
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テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 南気仙沼まちづくり

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気中20/小田

Author:気中20/小田
このブログは、東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/71~72歳)たちを支援する首都圏在住者「気中20回生支援会」ブログとして始めました。いまは、気仙沼出身東京在住者による気仙沼情報ブログとして、魚町育ちの小田(気中3年8組)が書いています。

Twitter: @kechu20

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