fc2ブログ

津波浸水想定とは

宮城県が5月10日に公表した「津波浸水想定の設定」は、新聞やテレビでも報じられました。〈津波の高さは最大で気仙沼市の22.2m〉との記事に驚いた方も多いのではないかと。これは気仙沼市本吉町道外(登米沢海岸)付近の数字です。

きのう5月11日の三陸新報も1面で伝えていました。


津波想定

三陸新報5月11日記事の一部イメージ

私が驚いたのは最終面6面の浸水想定図です。色がピンクから紫色になるにしたがって浸水深が大きくなります。気仙沼湾横断橋が通る朝日町付近に紫色がありますが、この色が10m以上20m未満。数字としては12.9mです。


浸水図

三陸新報5月11日記事6面より


この想定図を見て、気仙沼の多くの人が東日本大震災の津波による被災図を重ねあわせたことでしょう。防潮堤ができても同じような被災が想定されるのかと。

県の発表によれば、この「津波浸水想定」は、最大クラスの津波が悪条件下において発生した場合に想定される浸水の区域(浸水域)と水深(浸水深)を表したものとのこと。

県の解説資料では「最大クラスの津波」について、発生頻度は極めて低いものの、発生すれば甚大な 被害をもたらす津波のことであり、L2 津波とも呼ばれるとしています。また、「悪条件下」 とは、具体的に以下の条件などです。

・地震発生とともに地盤が沈下すること
・津波発生時の潮位が満潮であること
・津波が越流すると防潮堤が破壊されること

三陸新報の記事では、最大クラスの津波を数百年に一度の発生とされるレベル2津波と説明していました。

なお、三陸新報6面の見出し「ハザードマップ見直し」とあるのは、この県の新たな公表内容を踏まえて気仙沼市はすでに全14地区で作成しているハザードマップについて、地域住民を交えての見直し作業を進める方針であることを指しています。

昨日5月11日のNHK「東北 NEWS WEB」配信記事「シリーズ「津波眞想定 あなたの街は」の1回目は気仙沼市でした。リンクをはっておきましょう。

シリーズ「津波深想定 あなたの街は」(1)気仙沼市

宮城県の公表内容はつぎのリンクで見ることができます。この機会に自分たちが暮らしていたり働いている地域の浸水想定内容をご確認いただければと。

宮城県公式サイト「津波浸水想定の設定公表について」

 
スポンサーサイト



テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 東日本大震災津波

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

気中20/小田

Author:気中20/小田
このブログは、東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/71~72歳)たちを支援する首都圏在住者「気中20回生支援会」ブログとして始めました。いまは、気仙沼出身東京在住者による気仙沼情報ブログとして、魚町育ちの小田(気中3年8組)が書いています。

Twitter: @kechu20

最近の記事
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最新コメント
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カレンダー
03 | 2024/04 | 05
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
RSSリンクの表示