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宇野さんの気仙沼

評論家で批評誌「PLANETS」編集長の宇野常寛(うのつねひろ)さんが3月15日にツイッターにつぎの投稿を。ご自身のnote「11年目の気仙沼を、走る」の紹介です。


画像にもあるように、宇野さんは3月11日にあわせて気仙沼を訪れました。3月10日に気仙沼のアンカーコーヒー内湾店をメイン会場にしておこなわれたトークセッションに参加するためです。

このトークセッションは、立命館大学教養教育センターによる「未来共創リベラルアーツ・ゼミ」が主催したもので、宇野さんのほか山口洋典さん(立命館大学共通教育推進機構教授)そして地元気仙沼の小野寺靖忠さんが参加しました。

小野寺靖忠さんは、アンカーコーヒーなどを経営するオノデラコーポレーションの代表です。note文中にも〈やっちさん〉として記されています。

◎11年目の気仙沼を、走る

この宇野さんのnoteを興味深く読みました。やっちさんといろいろと率直な話をしたようです。是非、皆さんにも読んで欲しいと思い本日の紹介といたします

震災復興について、そして防潮堤に関する話もありました。高すぎる防潮堤に反対だ賛成だという単純な是非論ではなく、この11年間に靖忠さんらが感じてきたことや悩んできたことが宇野さんを通じてここに記されているような気がします。

◎「気仙沼的生き方」のススメ

宇野さんが、震災から11年の気仙沼に呼ばれたきっかけは、宇野さんの編集する雑誌「モノノメ」の創刊号に寄せた記事「10年目の東北道を、走る」でやっちさんに取材したことがあるためとのこと。そのインタビューはWEBサイト「遅いインターネット」のつぎの記事で読むことができます。(2021年8月5日に公開)

「気仙沼的生き方」のススメーこの10年を気仙沼から振り返る|小野寺靖忠

私はこの記事もなんというか、大変面白く読みました。その面白さは読んでもらえばすぐにわかると思います。このインタビューというか〈対話〉によって、宇野さんとやっちさん/靖忠さんとの信頼感や共感といったものが形成されたのでしょう。それが、今年3月11日にあわせての再訪につながったとのではないかと推測しております。

◎ニッポンのジレンマ

私が宇野常寛さんを知ったのは、たぶんNHK Eテレの「ニッポンのジレンマ」です。Wikipediaによれば、第1回は2012年1月1日放送。テーマは「震災の年から希望の年へ」でした。10年たったいま、このテーマをみると、とても重層的な意味合いを感じます。

この番組初回には宇野さんをはじめ、飯田泰之・猪子寿之・荻上チキ・開沼博・萱野稔人・駒崎弘樹・水無田気流さんら各氏が登場。いわゆる〈新世代の論客〉たち。新鮮な印象でした。当時の映像をみれば、たぶん10歳若くw、新世代感があふれていると思います。いまは皆すでにベテランの趣も感じます。

◎司会は堀潤さん

「ニッポンのジレンマ」開始時のMCは堀潤さんと杉浦友紀さん。このお二人も従来型の司会進行とはちがった新しいスタイルを感じさせました。堀さんは1回から3回までを担当。4回からは青井実さんです。

堀潤さんも震災後の気仙沼に複数回おとずれているはずですよ。記憶が定かではないのですが、震災後間もなく、まだ仮設店舗に入居していたアンカーコーヒーでの画像や魚市場周辺の動画を見たような気がします。ああ、堀さんも気仙沼を応援してくれているなと思ったことを覚えているのです。

堀さんは2013年4月1日付でNHKを退局していますが、それに先だって2012年には市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げています。宇野さんも共同代表だったはず。そうした堀さんと気仙沼のご縁が宇野さんと気仙沼のつながりにもなっているのかもしれませんね。

ちょっと話があっちこっちにとんでしまいました。要約すれば、「11年目の気仙沼を、走る」と「『気仙沼的生き方』のススメーこの10年を気仙沼から振り返る」を是非お読みくださいということです。

この二つの記事を読むときに気をつけたほうがよいと思うことがあります。特に昨年のインタビュー記事ですが、一定の抑制をきかせながら、やっちさんの率直な語り口がうまくまとめられています。しかし、生の発言録ではありませんから、発言のニュアンスや話の流れが実際とはちょっと違う場合もあるでしょう。その辺を踏まえておいたほうがよいかなと。余計な心配かもしれませんが。

どうぞよろしく。

最後になりましたが、宇野常寛さん、そして立命館大学関係者の皆さま、いろいろとありがとうございます。震災後11年の気仙沼について考える、よいきっかけをつくってくださったことに感謝申し上げます。
 
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テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 宇野常寛ニッポンのジレンマ

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気中20/小田

Author:気中20/小田
このブログは、東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/71~72歳)たちを支援する首都圏在住者「気中20回生支援会」ブログとして始めました。いまは、気仙沼出身東京在住者による気仙沼情報ブログとして、魚町育ちの小田(気中3年8組)が書いています。

Twitter: @kechu20

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