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早稲谷の菅原さん

本日紹介するのは4カ月前の新聞記事です。このブログ記事も1カ月ほど前に書いたものなのですが、ほかの時事的な話の関係などで掲載が遅くなりました。

三陸新報で2018年から「この地で歩む 頑張る人たち」という記事の連載されていました。私が知っている方の紹介などもあり、このブログでも6回ほど紹介しています。

その連載の最終回/102回目が昨年12月2日記事に掲載されました。紹介されていたのは、「早稲谷鹿踊(わせやししおどり)保存会」指導者の菅原一衛(かずえ)さんです。


早稲谷菅原さん

2021年12月2日三陸新報記事の一部イメージ


早稲谷鹿踊については何度か紹介しております。記事によれば、気仙沼市早稲谷に195年にわたって伝わる県指定無形民俗文化財です。

〈 早稲谷鹿踊は、8頭の鹿役を先導する独自の「化け坊主」の存在と、竹飾り「ササラ」が4mと日本一長いことが特徴で、魔除けや祖先の供養として踊られる。物心ついた頃から父親をはじめ、大人たちが踊っている身近なものだった。〉

物心ついた頃から身近なものだったということは70年ほど前のことでしょう。保存会が設立されたのは、1969年のことです。

菅原さんは現在76歳です。20代前半から踊り手となり、40代半ばからは父親の跡を継いで、踊りの中心を担う中立(なかだち)を努めたとのこと。そして15年ほど前から指導者として月立(つきだて)小学校で子供たちに教えているそうです。

記事の最後に菅原さんの言葉が紹介されていました。〈早稲谷鹿踊は地域の誇りであり、みんなをつなぐ大切なもの。将来にわたり踊ってもらえるよう、子供たちを育てていきたい〉。

◎目黒のさんま祭

私は2017年と2019年の目黒のさんま祭で、月立小学校児童による早稲谷鹿踊を見ています。NPO法人目黒ユネスコ協会さんのご招待による地元民俗芸能の披露でした。つぎのブログで、映像とともに紹介しました。

2019年9月19日ブログ「目黒の早稲谷鹿踊」

この目黒での鹿踊披露に菅原さんが同行していたかどうかはわかりませんが、私が見た鹿踊の素晴らしさは、菅原さんらによる指導の成果のひとつでもあったことでしょう。

菅原さんをはじめ、地域の先輩から後輩へ、そして父から子へと、190年以上にもわたり早稲谷鹿踊が継承されてきたのですね。

菅原さんの長年にわたるご努力に敬意を表します。そして、けっしてたやすいことではないと思いますが、これからも末長くこの鹿踊の伝統が受け継がれていくことを願っております。

なお、連載記事の第1回掲載は、2018年3月11日。菅原工業の菅原渉(わたる)さんでした。

そして今回の早稲谷鹿踊保存会の菅原さんの登場で、102回にわたった連載が終了。記事の末尾には〈終わり〉とありました。

この長期にわたる連載記事を毎回興味深く読ませていただきました。三陸新報さん、ありがとうございました。

なお、本ブログで紹介した過去5回の「この地で歩む 頑張る人たち」はこちらから。
 
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テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 早稲谷鹿踊菅原一衛

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気中20/小田

Author:気中20/小田
このブログは、東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/71~72歳)たちを支援する首都圏在住者「気中20回生支援会」ブログとして始めました。いまは、気仙沼出身東京在住者による気仙沼情報ブログとして、魚町育ちの小田(気中3年8組)が書いています。

Twitter: @kechu20

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