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蔵オーナー権完売

気仙沼の「角星」さんの純米大吟醸酒を「小野健商店」さんの土蔵の金庫に一年貯蔵するという特別金庫貯蔵酒については、2月15日のブログでも紹介しました。

その水鳥記「藏」限定120本分の購入希望者オーナー権は2月14日に発売されたのですが、わずか3日で完売となったそうです。2月18日の三陸新報が伝えています。


完売
三陸新報2月18日記事の一部イメージ


すごいねえ。記事には、両社代表のコメントが紹介されていました。

〈角星の斉藤嘉一郎社長は「こんなに早く完売するとは思ってもみなかった。取り組みに共感していただけたのだと思う」と感謝し、小野健商店の小野寺健藏社長も「皆さんからの応援は大変うれしく、ありがたい」と喜んでいる。〉

この金庫貯蔵酒の企画は、金庫で貯蔵というものめずらしさをはじめ、いろんな情報というか知恵がつまっていますね。

角星店舗と小野健商店土蔵はいずれも国の登録有形文化財です。震災で被災しましたが気仙沼風待ち復興検討会の修復対象となったこともあり、現在の姿に再建されました。今回、消費税および特典の送料を除いた金額の5%が同検討会に寄付されるというのも、そうした経緯からです。

私は特別金庫貯蔵酒の特別サイトにも感心しました。小野健商店土蔵の堂々たる姿やストーリーをわかりやすく伝えてくれました。

そして、この「藏」のパッケージをはじめ、一連のデザインを担当したのはグラッフィクデザイナーの志田淳(しだあつし)さんです。ラヂオ気仙沼でパーソナリティもつとめています。志田さんは2月11日につぎのようにツイートしていました。



2枚目の画像はオーナー特典のひとつの手ぬぐいです。下部のパターンは土蔵外壁の海鼠壁(なまこかべ)からでしょう。

角星と小野健の屋号の間にあるのは蔵戸の鍵ですよね。金庫の鍵を持つ人のイメージからオーナー権のシンボルかな。私は江戸趣味の判じ絵てぬぐいを連想しました。鎌と輪の絵に平仮名のぬで〈かまわぬ〉と読ませるみたいな。そうした歴史と遊びを感じさせる上手なデザインというか意匠です。

「藏」の文字はどのように用意したものか。こうした書のプロにお願いしたのか。自分で描いたのかもしれません。費用のことなどもありますしいろいろと大変です。

こうしたグラフィックデザインのほか、文章まわり、ウェブサイトなどもあります。それぞれのプロの仕事です。気仙沼ビズ(気仙沼ビジネスサポートセンター)センター長の吉澤貴幸さんの支援、指導などもあってのことかと。メディア対応などもありますしね。

このプロジェクトの成功で、小野健さんの土蔵が文字通りの酒蔵になる日も近いかもしれません(てなことはないでしょうw)。

入庫式は3月15日。出庫式は来年の3月15日とのこと。貯蔵酒オーナーの方々はこの1年間、金庫内での熟成を楽しみにすることができますね。

2月15日ブログ「金庫貯蔵の特別酒」

 
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テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 小野健商店角星気仙沼ビズ

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気中20/小田

Author:気中20/小田
このブログは、東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/71~72歳)たちを支援する首都圏在住者「気中20回生支援会」ブログとして始めました。いまは、気仙沼出身東京在住者による気仙沼情報ブログとして、魚町育ちの小田(気中3年8組)が書いています。

Twitter: @kechu20

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