fc2ブログ

長井時計店 1953

地域情報誌「浜らいん」の〈昭和の気仙沼風情〉カレンダー7月8月の写真を紹介したのは、11月26日のブログでした。うつっていたのは、内湾レストハウス前の広場。昭和44年のみなとまつり風景です。本日は同カレンダーの9月10月写真を紹介します。


長井時計店

昭和の気仙沼風情カレンダー2021年7月8月


写真説明に、「『気水生実習製造商品の路上販売』(昭和28年)魚町旧ナガイ時計店前」とあります。

気水生というのは、県立気仙沼水産高校(現 気仙沼向洋高校)生徒のこと。実習で製造した缶詰を販売しています。

昭和28年/1953年といえば、私が生まれた翌年。長井時計店には私たちの一年下の息子さんがいたので、この写真にうつる店のなかには生まれたばかりの赤ちゃんがいたかもしれません。

店先の看板などには、「マツダランプ」「キングレコード」「仙臺(仙台)中央放送局指定ラジオ店」など懐かしい文字がならんでいます。路上販売の台に使われているのは「ゼネラルラジオ」の木箱です。

私たちの世代にとって長井さんちは時計店のイメージが強いのですが、もともとは電気製品を扱っていました。長井の左はお菓子屋の松月堂でそのまた左が長井と同じく家電製品やレコードを扱っていた坂本商会です。

2014年11月11日のブログ「魚町の静かな夜景」では、その坂本商会から長井のお店方向をうつした〈昭和の気仙沼風情〉カレンダー写真を紹介しました。これです。

坂本

昭和の気仙沼風情カレンダー2014年11月12月


この写真には、昭和40年代と記してあるのですが、ブログ本文に書いたように、私の印象は昭和40年代の前半から昭和30年代末といったところ。

そして、この〈坂本〉や〈長井〉の向かいにはなにがあったかといえば、映画館「ロマンス座」です。

2014年7月11日ブログ「映画館ロマンス座」で紹介した写真がこれ。雑誌「浜らいん」2014年7・8月号に掲載されていたものです。昭和29年撮影とのこと。冒頭に紹介した長井店頭の写真が昭和28年ですからほぼ同時代。


ロマンス座

雑誌「浜らいん」2014年7・8月号より

ちょっと視点を変えてみましょう。右にロマンス座、左に長井、坂本を見ながらカメラをうしろに移動させます。つまり大堀銀座の交差点から魚町方面をながめます。こんな感じ。2018年5月8日ブログ「昭和26年の大堀銀座」で紹介した写真です。




昭和の気仙沼風情カレンダー2015年11月12月


写真説明に〈昭和26年、魚町大通りの気仙沼風情〉とあります。70年前1951年。

左の大きな建物が佐々木金物店。鈴木(佐々木)真知子さん(3年4組)の実家です。昭和26年ということは、真知子さんの生まれ年ですね。佐々木金物店の建物は堂々としておりまさに老舗の風格です。左隣は麻屋商店。

佐々木金物店の右隣は武山米店。その右が坂本商会とつづきます。写真の右端は、玩具店の長澤です。

このブログを書き始めたときは、「気水生実習製造商品」ということから、気仙沼水産高校(現向洋高校)の沿革などを紹介しようと思ったのですが、前置きが長くなってしまいました。日をあらためて紹介します。

きょうはクリスマスイブ。どうぞよい週末をお迎えください。
 
スポンサーサイト



テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 昭和の気仙沼風情長井時計店

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
プロフィール

気中20/小田

Author:気中20/小田
このブログは、東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/71~72歳)たちを支援する首都圏在住者「気中20回生支援会」ブログとして始めました。いまは、気仙沼出身東京在住者による気仙沼情報ブログとして、魚町育ちの小田(気中3年8組)が書いています。

Twitter: @kechu20

最近の記事
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最新コメント
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カレンダー
03 | 2024/04 | 05
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
RSSリンクの表示