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中央公民館の概要

新しい気仙沼中央公民館について、きのうのブログではその開館を祝いながらも、その報道についての話が多く、施設そのものの紹介ができませんでした。ということで、本日は新気仙沼中央公民館の概要紹介です。

まずは気仙沼市の「広報けせんぬま」11月号に見開き(P14・15)で紹介されていた中央公民館概要を紹介します。


中央公民館概要

「広報けせんぬま」2021年11月号より(クリックで拡大)


客席が柔軟に転換できるホール、そして体育館やスタジオもあるなど、ホントにすばらしい。私は前の中央公民館に入ったことがないので比較できないのですが、以前よりもかなり充実した施設になっているはずです。

この新しい中央公民館の概要については、昨年2020年7月24日のブログでも紹介しました。この時期に、気仙沼中央公民館災害復旧工事の請負契約が市議会で可決承認されたのです。

そのブログを再掲します。西暦などを一部補足しました。

2020年7月24日ブログ再掲

新中央公民館概要

(2020年)7月18日の三陸新報に、7月17日の気仙沼市議会臨時会で5議案を原案どおり可決したとの記事があり、その中に気仙沼中央公民館災害復旧工事の請負契約も含まれていました。記事によれば、市営内の脇住宅の隣接地に小劇場(324席)などを設けた建物を約14億8200万円で建設するとのこと。

この新中央公民館について、ブログの原稿を先月末にはほぼまとめていたのですが、新型コロナほかの〈時の話題〉におされて後回しになっておりました。そんなことでやっと本日の紹介となりました。

◎中央公民館の被災

市内潮見町に新築された気仙沼中央公民館が業務を開始したのは1984年4月1日のことです。しかしその27年後、2011年3月の東日本大震災で被災。一景島保育所の71人の幼い子らをはじめ、中央公民館に避難した446人の救出については、あらためて説明の必要はないでしょう。同館はこの被災によって使用不能になり、2012年夏に解体されました。

その後、現在に至るまで中央公民館はその場所を旧気仙沼河北新報社ビルに移し利用されています。とはいうものの、あくまで震災後の応急的な措置ですから、新たな公民館の建設が待たれていました。

◎(2020年)5月14日の三陸新報記事

この中央公民館移転新築工事が災害復旧事業として着手されたのは2018年度のこと。その後の進行についての情報があまりなかったのですが、5月14日の三陸新報で、本年度末完成を目標に本年7月の着工を見込んでいると報じられました。

5月14日公民館

三陸新報2020年5月14日記事の一部イメージ


記事によれば、建設場所は南気仙沼地区にある市営内の脇住宅の隣です。建物の延べ床面積は旧中央公民館と同規模の3156㎡です。

6月29日のブログで紹介した南気仙沼まちづくりマップでの該当部分を拡大して示します。


マップ


おわかりでしょうか、大川の左岸、内の脇住宅の右下に点線に囲まれて「公民館」と示されています。BRT南気仙沼駅の南側、土地区画整理事業対象地区の南端にあたります。

三陸新報の記事によれば、基本設計にあたっては、地域や利用団体の代表者らで気仙沼中央公民館建設委員会を組織して、利用者目線のアイデアを取り入れたとのこと。

予約なしで利用できるラウンジやロビーを設け、最大324席の小劇場、体育館などを整備します。小劇場は、ステージ側の客席の一部が昇降可能で、音楽イベントだけでなく、幅広く使える場にするとのこと。外壁の色は、大川沿いの桜をイメージして淡いピンク色にし、敷地内には桜の木を植える予定であるとも。


◎完成予想図と模型の公開

そして(2020年)6月26日には、中央公民館の完成予想図と模型が公開されたとの記事が掲載されました。


完成予想図と模型

三陸新報2020年6月26日記事の一部イメージ


施設概要は上記5月の記事内容に加え、以前は別棟だった体育館を一体化することや、小劇場の一部などが2階建てになりますがほとんどが平屋構造であることが記されています。

地元自治会、利用団体、まちづくり団体、社会教育委員などでつくる建設員会が2019年1月から在り方を検討し、それを踏まえての設計が昨年度末まで行われたそうです。

本体工事の入札は6月に1度おこなわれていますが、条件を満たす業者がなく、7月6日に2度目の入札がおこなわれるとのことでした。上述したように市議会では請負契約を可決したとのことですので、入札が成立したのでしょう。

◎菅原市長ツイート

(2020年)6月24日の菅原市長のツイートを紹介しておきます。現在の中央公民館(旧河北ビル)3階で公開中の模型や完成予想図などがうつっています。



ツイートのなかで「ホール」とされているのは、三陸新報記事で「小劇場」とされていたゾーンです。


◎岡田新一設計事務所

基本計画策定・基本設計業務を担当するのは岡田新一設計事務所です。公募型プロポーザルで選定されました。この公募には4社の応募があったと聞いています。

岡田新一設計事務所は、気仙沼図書館の設計もおこないましたのでご存じの方も多いことでしょう。この図書館のときには、プロポーザルでの提案内容が公開されたのですが、今回はなぜか同様の公開がなされませんでした。その関係なのか、計画の全容に関して報道も少なかったように思います。

岡田新一設計事務所の代表だった岡田新一さんは、最高裁判所をはじめ多くのすぐれた建築を手がけてこられました。2014年に亡くなりましたが、その設計事務所は後継者たちによっていまも活動を続け高い評価を得ています。

新しい中央公民館は、本年度末/2021年3月末までの完成をめざしているとのことです。どのような姿を見せてくれるのか、多くの市民が楽しみにしていることでしょう。
 
再掲内容は以上です。

このブログでは、新しい中央公民館は、2021年3月末までの完成をめざしているとしています。完成が少し遅くなったのは新型コロナのことなどもあったのではないかと。完成/開館予定の遅れは公民館の活動にも大きな影響がありますから、関係者の皆さまはその調整など大変だったでしょう。

しかし、こうして立派な中央公民館が完成しました。あとは市民の活用を待つばかりですね。

きのうのブログでは、中央公民館の開館に対して〈おめでとうございました〉と申し上げましたが、本日は関係者の皆さまに御礼を。

新中央公民館の計画から完成まで、ご苦労さまでした。ありがとうございました。

なお、新中央公民館のロビーに掲げられている武山櫻子/美加(みゆき)さん(3年9組)の書についてはあらためて紹介します。少々おまちください。

12月21日ブログ「祝 中央公民館開館」

◎テレビ番組情報

本日12月24日午後10:30からのNHK Eテレ「夏井いつきのよみ旅!in宮城(前編)」は、俳人 夏井いつきさんがホストの帝王ROLANDさんと気仙沼へ。南町紫神社前商店街や震災遺構/旧向洋高校を訪ねます。どうぞご覧ください。

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テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 気仙沼中央公民館岡田新一

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気中20/小田

Author:気中20/小田
このブログは、東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/71~72歳)たちを支援する首都圏在住者「気中20回生支援会」ブログとして始めました。いまは、気仙沼出身東京在住者による気仙沼情報ブログとして、魚町育ちの小田(気中3年8組)が書いています。

Twitter: @kechu20

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