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海水浴場の海開き

東京は、きのうも暑かったけれど、本日もかなり。ということで今日は気仙沼の海水浴場海開きのご紹介から。まずは大谷(おおや)海岸から。


大谷海岸
三陸新報7月17日掲載広告


7月17日の三陸新報に2ページ見開きで掲載された広告です。私はデジタル版の購読ですが、地元の紙版では結構な迫力でしょう。こうして今年の海開きに力が入るのも当然のこと。11年ぶりのことになるからです。

大谷海岸は、当初の防潮堤計画に対する地元の反対などもありました。しかし、地元と行政などの粘り強い調整によって、防潮堤や背後の国道45号線と同じ高さで一体的に整備する計画がまとまりました。そして現在の防潮堤工事が着工したのは、2018年1月のことでした。

2018年1月23日ブログ「大谷防潮堤の着工」

防潮堤が完成し、道の駅「大谷海岸」も今年3月28日にオープンしました。被災前のJR「大谷海岸」のキャッチフレーズは、〈日本一海水浴場に近い駅〉。

海開きの広告のなかには、「本吉夢プロジェクト委員会」や「大谷里海づくり検討委員会」など、地元のまちづくりに関わる団体の名もありました。また、左下には、防潮堤外整備工事を担当した、「
五洋・本間・只野特定建設工事共同企業体」の各社の名も。

関係者の皆さま、11年ぶりの海開き、おめでとうございました。

やっとのことで迎えた今年の海開きです。多くの人が大谷海岸のすばらしさを楽しんでくださることを願っております。


◎小泉海水浴場

小泉海水浴場も7月17日に海開きでした。7月15日の三陸新報に1頁広告を掲載していました。


小泉海岸
三陸新報7月15日掲載広告


こちらの広告で目についたのは、「気仙沼本吉サーフィンクラブ」の名です。〈きれいな海をいつまでも〉のメッセージも。それとサーフショップ「かぶとむし」の名も。

震災後の小泉海岸の海開きは9年ぶり、2019年7月20日のことでした。2年前の海開き広告は今回の大谷海岸と同様に2頁見開きで、ドーンと。つぎのブログで紹介しております。

2019年8月5日ブログ「小泉海岸の海開き」


なお、気仙沼大島の小田の浜海水浴場は、7月22日に海開きです。お伊勢浜海水浴場は、11年ぶりの再開を目指しましたが、新型コロナ感染拡大防止のまえに、開設を見送りました。来年を楽しみにすることにいたしましょう。
 
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テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 大谷海岸小泉海岸海水浴場

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気中20/小田

Author:気中20/小田
このブログは、東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/71~72歳)たちを支援する首都圏在住者「気中20回生支援会」ブログとして始めました。いまは、気仙沼出身東京在住者による気仙沼情報ブログとして、魚町育ちの小田(気中3年8組)が書いています。

Twitter: @kechu20

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