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角十の法律事務所

6月20日の三陸新報に、「畠山法律事務所」移転の案内広告が掲載されていました。


畠山法律事務所

三陸新報6月20日掲載広告


まあ、なんというか普通のよくある広告ということなのでしょうが、魚町で生まれ育った私はちょっと違った感慨を覚えました。〈カクジュウさんが元の場所に戻ってきた〉。

畠山喜敬(よしたか)弁護士の実家は、魚町の畠山水産。屋号は「角十/カクジュウ」です。気仙沼での古くからの漁業家で、私が知る漁船名は「精良丸」。

土地区画整理で少しは違うかもしれませんが、畠山法律事務所の新オフィスの場所がほぼ元のカクジュウさんがあったところでしょう。以前は海岸通りのほうまで地所が続いていました。

喜敬さんのお祖父さん畠山久兵衛さんは、旧制気仙沼中学の6回生です。東京高等商業学校(現 一橋大学)を卒業して家業を継いでいます。お子さんもみな優秀で、喜敬さんのお母さんは3姉妹の長女でした。次妹は私たちの一つ下で気中21回生ですから、世代がおわかりになるでしょう。仙台の宮城一女高から早稲田へ。

考えてみると、カクジュウさんも麻屋さんも、それから魚町のご近所だった〈マルハチ〉神白水産さんも、みな3姉妹でしたね。マルハチの長女、トモちゃんは私たちの一学年下でした。

カクジュウさんが遠洋漁業をやめたのはずいぶん前のことになります。しかし、漁船漁業からは離れたものの、喜敬さんはカクジュウさんの息子さん、あるいはお孫さんと呼ばれたでしょう。その荷を重く感じたこともあったのではないかと。

〈気仙沼を元気にする会〉など、東京で喜敬さんにお目にかかる機会が何度かありました。気仙沼での法律事務所開設の話を聞いたときに、〈お祖母さんも喜んでいるでしょう〉と聞くと、うなづいていたことを思い出します。お祖母さんはたしか、気仙沼の旧家のひとつ〈濱田家〉から嫁いだはず。

そんなこんな、私が〈カクジュウさんが法律事務所として魚町に帰ってきた〉と感じた背景がご理解いただけましたでしょうか。

広告には「地元気仙沼の未来のために尽力いたします」と記してあります。

カクジュウさんが気仙沼で果たしてきた役割やその功績を思うとき、畠山喜敬さんの使命感をこの一文に感じました。

喜敬さん、魚町への事務所移転、おめでとうございます。益々のご活躍を願っております。
 
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テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 畠山喜敬 畠山法律事務所

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プロフィール

気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/69~70歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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