がれき処理計画

5月24日に開会した宮城県議会に、気仙沼ブロックのがれき処理の業務委託が提案されています。実行には県議会での議決が必要ですが、新聞各紙の報道を総合して計画案を紹介しておきます。

処理業務を担当するのは、大成建設東北支店を代表とする10社からなる共同企業体(ジョイントベンチャー)です。県の公募に対する複数の企画提案から4月に選定されました。地元雇用の推進など地域経済への貢献策などが評価されたとのことです。

処理施設(2次仮置き場)は、階上地区の気仙沼向陽高グラウンドなど20.4ha(ヘクタール)と、小泉地区の農地など39.5ha。用地確保が難航し、2カ所での分散処理となったため、それぞれに2基ずつ焼却炉を設置します。借用する民有地は事業終了後に原状回復し返却されます。

作業最盛期の就労人数は1日約1000人に達するとのことですが、このうち最大640人を地元から優先雇用します。また売店や食堂などが入る地元連携プラザの開設や資材調達で地域振興に貢献するとしています。市内24カ所の1次仮置き場から、階上と小泉にがれきを輸送する必要がありますが、交通渋滞を避けるために、商工岸壁から階上への海上輸送も導入するとのことです。

処理量は約111万トンで、事業費は約484億円。財源は環境省の補助金や総務省の交付金などでまかなわれ、実質的に全額が国の負担となります。2014年2月までに作業を終える予定です。

がれきを全国の地域に輸送しておこなう広域処理がさまざまな議論を巻き起こしています。しかし、4月の復興フォーラム勉強会での菅原茂市長のお話では、気仙沼は他地域での処理をお願いしなくともこの2年間で処理が可能とのこと。宮城県内では、石巻ブロックのがれき量が突出して多いのです。

気仙沼の処理計画では、2カ所の処理施設から出る焼却灰やコンクリートくずを復興資材として活用するなど、リサイクル率95.8%達成を目指すとしています。なんとか〈がれきも資源〉の発想で、気仙沼の復興に役立つ処理がなされるよう願っています。
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5月24日に開会した宮城県議会に、気仙沼ブロックのがれき処理の業務委託が提案されています。実行には県議会での議決が必要ですが、新聞各紙の報道を総合して計画案を紹介しておきます。処理業務を担当するのは、大成建設東北支店を代表とする10社からなる共同企業体(ジ?...

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東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/65~66歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

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