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児童生徒数見込み

一昨日のブログでは、大島中学校が鹿折中学校と統合することになったとお伝えしました。本日の話はその関連ニュースということになるのでしょう。4月7日の三陸新報に2021年度の小中学校の児童・生徒の見込み数が紹介されていました。


記事

三陸新報4月7日記事の一部イメージ


気仙沼市の小学校新入児童は392人で前年度より21人増加。最多は松岩小の66人、次いで面瀬小の51人。一方、中井、大島、月立、小泉はいずれも一桁台です。

中学校入学生徒は437人で昨年度より6人減少。最多は気仙沼中の58人で昨年度よりも26人増加したそうです。最小は、きのうお伝えしたように来春に鹿折中と統合することになった大島中の11人です。この大島中学1年生は来年4月には鹿折中学の2年生になります。

◎2021年度児童・生徒数見込数

記事に掲載されている見込み数表はつぎのとおりです。


小学校
数表はすべて三陸新報4月7日掲載記事より

中学


数表のなかで注目すべきは月立(つきだて)小学校の新入学児童2名という数字でしょう。昨年4月にも三陸新報に2020年度児童・生徒数見込の記事が掲載されました。その記事のなかに、市内唯一の小規模特認校である月立小学校は全校児童が2019年度より3人減の25人で、全学年が複式学級となるとの記述があったのです。私はこのブログで、〈これは1年から6年までを合わせての複式学級1クラスになるということなのでしょうか〉と書いたのですが、たぶんそうなのでしょうね。

2020年4月23日ブログ「児童生徒数見込み(2020年度)」

このブログにも書きましたが、月立小は当初、2018年度に新城小学校への統合が計画されていました。しかし、地元の反対などもありその実施は延期されています。

統合に関する説明会などで、統合に反対する立場から〈小規模校の良さもある〉との意見があることは承知していますが、その良さ/メリットがデメリットに比してどれだけ大きなものなのか。

気仙沼市における教育環境をどのように整備していくかということは、地域にとってとても大きなテーマ。私は出身者のひとりにすぎませんが、その真剣な議論を先延ばしにすることのないようにと願っております。

4月7日ブログ「大島中学統合決定」
 
 
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気中20/小田

Author:気中20/小田
このブログは、東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/71~72歳)たちを支援する首都圏在住者「気中20回生支援会」ブログとして始めました。いまは、気仙沼出身東京在住者による気仙沼情報ブログとして、魚町育ちの小田(気中3年8組)が書いています。

Twitter: @kechu20

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