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大島の記憶Ⅰ 発刊

気仙沼・大島みらい創り協議会(堺健会長)による民俗誌「大島の記憶ーⅠ」が発刊されたと2月27日の三陸新報が伝えていました。

大島の記憶

三陸新報2月27日記事の一部イメージ


記事によれば、同誌には昭和初期からのエピソードとともに、大島の歴史、文化が紹介されているとのこと。編集には、島内在住の堺さんのほか、気仙沼市文化財保護審議会委員長の山内繁さん、神奈川大学大学院歴史民俗資料学研究科の小野寺佑紀さん、合同会社野杜海(のどか)代表の小山晴幸さんの4人が関わり、寄稿しているそうです。

同誌名「大島の記憶」にはローマ数字「Ⅰ」が付されていました。記事によれば、今後シリーズ化して発行する予定とのこと。

この記事を見て、堺さんが事務局をつとめる「気仙沼・大島漁村文化研究会」(水上忠夫会長)による『はやわかり気仙沼・大島漁村誌』を入手したことを思い出しました。A5判184頁。たしか新聞記事に電話番号が記されていたので堺さんに連絡して振込先などを教えてもらったような記憶があります。同誌には残念なことに発行年月日の記載がないのですが、表紙には「2012年トヨタ財団東日本復興支援事業」との記載があるので8年ほど前のことでしょう。


大島漁村誌

『はやわかり気仙沼・大島漁村誌』表紙


◎小野寺佑紀さん

神奈川大学大学院の小野寺佑紀さんについては、昨年12月のブログで崎浜美和(びわ)会による文化講演会「崎浜ものがたり」の講師として紹介しております。3月2日の三陸新報では、気仙沼市立大島公民館による「大島郷土史講座」が2月27日に開かれ、小野寺佑紀さんが「気仙沼大島における災害伝承」をテーマに、参加者45名を前に講話したと伝えています。

私は、その小野寺佑紀さんが気仙沼大島の出身であることを東京新聞3月6日配信記事ではじめて知りました。震災のときに仙台の大学生だった小野寺さんは、2013年に中学校の教師として大島に戻ります。そして「これだけの出来事。次世代が知ることができるようにしなければ」と、島の仮設住宅に暮らす島民から聞き取りを始めたそうです。

そうした活動のなかで、以前から三陸地方の漁村を調査してきた神奈川大の研究所が、津波で浸水した大島の漁業協同組合の資料の復旧に取り組んでいることを知った小野寺さんは中学教師を辞め、2016年に神奈川大の大学院に進学して今にいたります。

こうして、大島出身の小野寺さんが故郷の歴史の調査とその伝承に取り組んでいること、大変うれしく思います。

◎宮本常一の大島訪問

三陸新報の記事のなかに興味深い記述がありました。同誌の編集に当たった人たちで〈大島を訪れた宮本常一の故郷を訪ねた〉と。私は以前、民俗学者の宮本常一(みやもとつねいち)さんが気仙沼を訪れたことがあるのではないかと思い調べたのですが、情報を見つけることができなかったのです。「大島の記憶ーⅠ」に宮本さんの気仙沼訪問について記されているとすれば、是非に読んでみたい。

しかし、「大島の記憶ーⅠ」(A4判68頁)は非売品で市内外の関係者に寄贈予定とのことで拝見できないのが残念。しかし、まずはこうした活動がおこなわれているということを皆さまにもお知らせしたく紹介させていただきました。

2020年12月24日ブログ「郷土の歴史を知る」

◎新規コロナ感染者

3月30日に気仙沼での新規感染者1名が発表されました既感染者との接触歴のある20代無職女性とのことです。
 
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テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 気仙沼大島 小野寺佑紀

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気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/69~70歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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