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新著 『春を待つ海』

本日は書籍の紹介。気仙沼出身の川島秀一さんの新著『春を待つ海』が2月5日に冨山房インターナショナルから刊行されました。2月7日の三陸新報が伝えてくれました。


春を待つ海
三陸新報2月7日記事より


秀一さんは、同じ魚町(さかなまち)で育ち気小・中・高校のいっこ下。気中21回生です。そんなことで、こうした活躍の様子を知るととてもうれしい。

川島秀一さんは、東北大学災害科学国際研究所教授を2018年3月末に定年で退官しました。その後、4月4日から福島県相馬郡新地町(しんちまち)の災害町営住宅に移り住み、漁師見習として新しい暮らしを始めたとの読売新聞記事を見たときには本当におどろきました。つぎのブログでそのときのことを記しました。

2018年4月9日ブログ「川島さんの再出発」

もう少しで新地町での暮らしも3年になるのですね。『春を待つ海』には、そこに住むことなしには知り得ない、そして記録することができない多くのことが記されていることでしょう。

さっそくAmazonで注文したので明日には届くはず。案内文も引用しておきます。

東日本大震災・福島原発事故から10年ーー福島の漁業は…… 本書は、震災の津波で流されて跡形もなくなり、さらに、原発事故で漁業が制限された福島県相馬郡の釣師浜(つるしはま)の漁師の以前の生活と、震災後の動向を描いています。 日本の文化と伝統を調査・記録してきた民俗学者が、漁師と共に暮らし、実際に漁業に携わりながら、海と人間の生活、自然のなかの生命を考えます。「漁業」には、漁獲量や漁法などだけでは決してとらえることができない、海と共に生きるための奥深い生活があります。 自然の中の人間という位置を、悲しみのなかで再認識した10年前の大震災と原発事故ーー人間が自然の海を管理できると思うのではなく、この列島でながいあいだ伝えられてきた漁師たちの文化を大切にして、目の前の海で生活できる漁業の幸せこそ、守るべきものだと語ります。(引用は以上)

川島さんは、昨年6月にも『「本読み」の民俗誌』を勉誠出版から上梓しています。幸いなことにご恵贈いただきました。このブログでも紹介しようと思いながら、〈本読み〉そして本書でいうところの〈本〉を簡単に説明するのがなかなか難しく、そのままになっておりました。これについてはまたあらためて。そんななかで新たな著書のニュースに接しました。

なお、三陸新報の記事にもあるように、川島さんは昨年10月に日本民俗学会の会長に選任されています。つぎのブログで紹介しました。学会の仕事もいろいろとあるだろうなかでの新著です。

2020年10月22日ブログ「日本民俗学会会長」

書名もいいですね。『春を待つ海』。あと1カ月で震災から10年。春を待つ福島の漁師たちの民俗というか文化、というとちょっと堅苦しければ、仕事や暮らしがそこに記されているはずです。川島秀一さんの新著 『春を待つ海』を、どうぞよろしく。



◎新規コロナ感染者

2月6日に気仙沼市での新規感染者3名が発表されました。2月4日にクラスター認定された気仙沼向洋高校での感染ではありません。3名のうち1名は市教育委員会職員とのことです。
2月7日には、20代の男性(アルバイト)1名の感染が発表されています。市によれば、1月26日にクラスター(感染者集団)と認識された市内の事務所(食料品製造業)滞在者とのこと。累計感染者数は65例となりました。
 
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テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 川島秀一

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プロフィール

気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/69~70歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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