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仮設の宿泊所

気仙沼市鹿折地区の仮設商店街「復幸マルシェ」の空き室に設けられたボランティア専用の宿泊所が、市などから「目的外使用」と指摘され、やむなく閉鎖したとのニュースが9日の読売新聞オンラインにありました。

3月にオープンした仮設商店街「復幸マルシェ」は、南町紫市場と同様に国の予算を使って中小企業基盤整備機構が建設し、市を通じて商店会に無償で貸し出されています。そして、2室が未入居だったために、この空室を有効活用しようと、11台の2段ベッドを設置してボランティア専用の宿泊所にしました。利用料はシーツの洗濯などにかかる実費の1泊500円で、連日満員だったそうです。

しかし4月中旬、市から「宿泊所利用は目的外使用にあたる」との指摘があり、このたびの閉鎖となりました。中小企業基盤整備機構も「税金で建てている以上、目的外使用は黙認できず、安全性も確保できない」との立場だということです。

この鹿折の宿泊施設の話は知っておりました。私も妻も、いつでも泊まれた実家がすでになく、気仙沼の厳しい宿泊事情は他人ごとではないのです。ただ、この仮設商店街での宿泊所というのは、ちょっと微妙だなとは感じていたのです。ボランティアの方々に向けてという条件付きではあっても、宿泊サービスの提供というのは、安全ほか様々な条件の確保が必要になるからです。(私は少々の安全は自分が負うリスクとしてもいいから、500円で泊まりたいと思っていましたが)

4月21日の復興フォーラム勉強会で、菅原茂市長もこのことについて話していました。「ボランティアの人たちが泊まろうにも、宿泊するところがなく、みんな本当に困っている。県や国に対して、仮設の宿泊所などを設置しやすくするように働きかけているところだ」という主旨の発言でした。

今回の仮設宿泊所の閉鎖は、気仙沼市としても苦渋に満ちた指導だったでしょうね。いわゆる〈お役所仕事〉として批判することはたやすいのですが、むしろ県や国に対しての被災地における宿泊所設置についての特例処置を求める気仙沼市の応援をしたいと思いました。とにかく、気軽に気仙沼に帰れる宿泊施設が欲しいのです。

オダクン、ナンダベ、エンリョシテ。オライサ、トマッテイガイン。
ありゃどうしたの、遠慮して。私んちに、泊まっていきなさい。

ありがとうございます。気持ちだけいただいておきます(笑)。

5月9日読売新聞オンライン「気仙沼の仮設商店街 宿泊所閉鎖」
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テーマ : 東北地方太平洋沖地震義援金、災害援助
ジャンル : 福祉・ボランティア

tag : 気仙沼 気中20 復幸マルシェ 仮設宿泊所 中小企業基盤整備機構

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うちの実家に泊まってってけらいという感じです。

Re: タイトルなし

ははは。その折にはよろしく(笑)。気軽に気仙沼へ帰ることができないのがホントに残念です。
プロフィール

気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/67~68歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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