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「モネ」の独自ロゴ

来春放送開始のNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」の〈独自ロゴ〉の原型デザイン公募が始まっています。12月15日の三陸新報もこれを紹介していました。


ロゴ公募

三陸新報12月15日記事の一部イメージ


「独自ロゴ」とはなんなのかと思った人も多いと思います。これは、NHKがすでに発表している番組タイトルロゴとは別の、気仙沼プロジェクト独自のロゴマーク。

NHKのタイトルロゴの使用は様々な規制があるうえ、番組終了後は使用できないとのこと。そうしたことから、観光や物産振興などのプロジェクトで継続的に使用できるロゴマークを準備するそうです。

市の「おかえりモネ」サイトにある公募内容を見てみました。その中で、デザインを考えるうえで一番やっかいだなと思ったのは、気仙沼市だけでなく登米市や宮城県でも統一的な運用をおこなうということ。気仙沼だけで通用するシンボル表現は好ましくないでしょう。

別紙仕様書に、先行事例として、福島市の〈「エール」の舞台 古関裕而のまち〉や、北海道十勝の〈なつぞらの舞台 北海道十勝〉の独自ロゴが紹介されています。それぞれの地域の皆さんが、いろいろと工夫しているんだなと感心しました。

◎「エール」の事例

エール関連のロゴをネットからお借りするとこんな感じですね。

まずはNHKのタイトルロゴ。NHKドラマサイから。


エール


これは、佐々木俊(しゅん)さんのデザインです。事務所名は、AYOND。佐々木さんは、1985年仙台生まれ。詩人・小説家、最果タヒ(さいはてたひ)さんのブックデザインなどでも知られています。日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)の2020年JAGDA新人賞も受賞しました。

そして、福島市の独自ロゴがこれ。古関裕而のまち特別サイトより


古関裕而のまち


上に示したロゴは、横や縦など3種の組み合わせのうちのひとつ。タイトルロゴのカラーを引用しながら、音符をはじめ音楽イメージをおりこんで楽しいロゴになっています。デザイナーはわかりませんが上手ですよね。

「おかえりモネ」の独自ロゴは、シンボル(図形)とロゴタイプ(文字)の組み合わせを基本としているので、この福島市/エールとは構造が違うものの、狙いというか実現したいことがよくわかります。

◎原型デザイン

今回の公募内容では、ロゴの〈原型デザイン〉としてあります。デザイナーに対しては〈プロトタイプデザイン〉といったほうがわかりやすいかもしれません。

必ずしも最終形として精緻化したデザインではなく、そのデザインの狙いが明解であればよいということ。採用された方のみ、デザインを整えていけばよいわけですから、応募のハードルが低くなります。原型デザイン募集としたのは賢明というか順当だと思います。

応募は、市民や市内在住者などといった限定はありません。採用者への業務委託料は、15万円とけっして多額ではありませんが、これが役所的な予算額なのでしょう。

ここはひとつ、「おかえりモネ」のためにひと肌ぬぐ感じで、応募してみるのもおもしろいのではないでしょうか。

気仙沼市/独自ロゴマーク原型デザイン公募サイト
 
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テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

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気中20/小田

Author:気中20/小田
このブログは、東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/71~72歳)たちを支援する首都圏在住者「気中20回生支援会」ブログとして始めました。いまは、気仙沼出身東京在住者による気仙沼情報ブログとして、魚町育ちの小田(気中3年8組)が書いています。

Twitter: @kechu20

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