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海の男は美しい!

週刊文春のグラビアといえば、巻頭の「原色美女図鑑」がよく知られています。9月24日号では、草彅剛さんが映画「ミッドナイトスワン」の主人公役の女優として登場し話題となりました。

本日紹介するのは、昨日15日発売の10月22日号巻末グラビア。〈気仙沼漁師カレンダー傑作選〉が6ページにわたって掲載されています。タイトルは「海の男は美しい!」。

私は昨日、この記事を〈斉吉〉さんのツイートで知りました。斉吉商店の斉藤和枝さんは、このカレンダーを企画・発行している気仙沼つばき会の現会長です。

この記事を広告費に換算したらといったPR会社みたいな露骨な話はやめにしておきますが、週刊文春のグラビア全6頁というのは、文春さんの気仙沼に対するご厚意、ご支援だと思います。お金では買えない6頁。まさにプライスレス。

斉吉さんのツイートを埋め込む形でこのグラビアを紹介させてもらいます。ツイートの埋め込みはツイッターの公式機能なのでとても便利です。





気仙沼漁師カレンダーは、初回が2014年版で、幡野広志さんが撮影してくださった2021年版で7作目となります。

最後のページに記事が掲載されています。まずは「気仙沼漁師カレンダー」を企画・販売している「気仙沼つばき会」の紹介。そして、その制作の契機をつぎのように記していました。引用します。

〈 現会長である斉藤和枝さんが漁師カレンダーの制作を思い立ったのは、東日本大震災の大津波に襲われた年の夏の終わりだった。斉藤さんには、今も鮮やかに浮かぶ光景がある。

「気仙沼の街が重油と泥で真っ黒に覆われた二日後、沖に避難していた真っ白な無傷の漁船が港に入ってきたんです。その強烈なコントラストに、思わず涙がこぼれました。実家の海鮮問屋(小田注:これは回船/廻船問屋だとおもいます)は土台しか残っていなくてすべてをなくしたと思っていたのに、ああ、私たちには海があるじゃないか、魚を獲ればいいんだって」

想いは、斉藤さんだけではなかった。三カ月後には早くも瓦礫が残る魚市場に震災後初めて鰹が水揚げされ、復興の礎を築いた。気仙沼は昨年まで23年間、鰹の水揚げ量日本一を誇る国内屈指の漁港。その中心にいる漁師たちをもっと知ってもらいたい、尊敬してほしい、それがカレンダーを作ろうと思った理由だ。

なにより、漁師はかっこいいのだ。大海原に漕ぎ出て、大漁になるもならぬも自分の腕しだいで決まる。そのたくましさは、ときに陸でも発揮される。大震災後の電気もガスもない中、流木を燃やして飯を炊き、風呂を沸かし、灯りにした。

何もなくても、工夫しだいで生活できる事を教えてくれたのは漁師たちだった。

「海に出れば、いろんな場面に遭遇します。ときには嵐にも遭う。それでも彼らは漁をする。どんな状況でも前を向こうとする素の人間力に驚かされました」 〉(引用は以上)

このあと、文章は漁師カレンダーの撮影を担当してくださった7人のカメラマンの紹介に続きます。第一線で活躍する皆さんのプロフィールをつぎのように端的にまとめてくれました。

〈 数多くの広告写真賞を受賞した藤井保氏に始まり、公開中の二宮和也主演映画「浅田家!」のモデル浅田政志氏、小誌「原色美女図鑑」でもおなじみの川島小鳥氏、奥山由之氏、前康輔氏、新進気鋭の竹沢うるま氏、来年版は文筆家としても著名な幡野広志氏だ。〉

そして文章の最後には、〈いまだ復興半ばの気仙沼の生命力、漁の厳しさ、魚が獲れる海のありがたみを感じてほしい〉という斉藤和枝さんの言葉を引用しながら、つぎの購入サイトのURL紹介を。

気仙沼漁師カレンダー2021/購入サイト

こうして7作にわたる漁師カレンダーの〈集合写真〉を見ていると、各年単独で見ていたときとは違った印象もわいてきますね。

タイトルページ最初の写真は、今年2020年版の前康輔さんが〈ぐでんぐでんに船酔いしながら撮った〉カツオ一本釣りの決定的瞬間です。7月6日のブログでも紹介しました。

3/4Pの見開き、初回2014年の藤井保さんの写真もさすがにすばらしい。二人がはおった大漁万祝(まいわい)/看袢/看板(かんばん)の大・漁・祝の文字や下部の魚(鮪かな鰹かな)。そして左上にはウミネコかカモメ2羽がとんで、右下には雲が。すべての配置に細やかな配慮がうかがえます。

2014年最初のブログでは、この写真の掲載月1月のカレンダーを〈謹賀新年2014〉ということで紹介しました。

上の画像もそうですが、通常の雑誌/紙版での見開きの写真は、中とじ部分がちょっと気になります。しかしサブスクの配信デジタル版をPCディスプレイで見ると一枚の大きな写真。明るくてとてもきれいです。

こうしてそれぞれの写真を語っていくときりがありませんね。これぐらいにしておきましょう。

なお、この6ページにわたる漁師カレンダー紹介記事の〈編集と文〉ご担当として、稲川正和さんのお名前がありました。

稲川さんや週刊文春編集部の皆様にお礼を申し上げます。気仙沼への応援、ありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


このブログでの漁師カレンダー7人の紹介はつぎのブログにて。

7月28日ブログ「7人の漁師写真家」

 
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テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 気仙沼漁師カレンダー

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プロフィール

気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/69~70歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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