復興計画勉強会

今日の東京、午前中は冷たい雨模様。

一昨日21日は、気仙沼を元気にする会が主催した復興フォーラム「気仙沼市震災復興計画勉強会」でした。菅原茂市長から、市の復興計画の内容と、実施の現状や今後の見通しなどをご説明いただこうという催しです。

午前10時、神宮外苑の神宮球場そば日本青年館のホールに集まった約200人を前にして説明が始まりました。市長は、50枚ほどのスライドを用いて説明。出席者にはその映写内容の縮小資料が配られています。

市長説明 市長2
菅原市長から復興計画の説明。前方は少しあいていますが約200名が集まりました。

細かな内容は略しますが、印象に残ったのは菅原市長の率直な話しぶりでした。国との交渉、法律や制度の大きな壁、そうした多くの困難を、〈こんなに大変なことがあるんだから、わかってくれよ〉ということではなく、長期的な目標を掲げ〈その実現のための現在の問題はこうです。そして今後はこうしていきます〉としっかりと話します。
たとえば、国の計画として示されている内湾地区でのTP6メートルの防潮堤計画については、国の計画をくつがえすことの困難さを前提に、基本としてはそれを受け入れつつ、知恵をしぼっていきたいという姿勢です。防潮堤に対して、私の周囲では賛否両論というよりも、反対する人が圧倒的に多いのです。しかし、市長の話を聞いていると、私の実家近く魚町の海岸端で育った菅原茂さんもその心情はみなと同じだろうと。ただ、孫やその子、そしてそれに続く孫子の代に、また気仙沼の町が波にさらわれていいのかという問いかけを聞いていると、自分自身のうまい回答が見つかりませんでした。

そんなこんな、新聞などで知る断片的な情報ではなくて、市長の考えを直接聞き、感じることのできるとても良い機会となりました。

1時間半の予定を大きく超えて2時間にもなった市長の説明でした。最後は、来場者に〈気仙沼の復興は、地元の人たちだけでは難しい。壊滅した気仙沼の産業基盤の構造改革/イノベーションのためにぜひ皆さんの力を貸して欲しい〉という主旨のお願いがありました。ついでの話ではなく、それをお願いしにこの場に来ましたという気持ちがこもっていたように思います。

勉強会のあとは、会場を移しての懇親会でした。私たちの話の輪に市長も加わってくれて、防潮堤やがれきの処理などについてもなんやかやと。また、気中26回の市長の同級生は10人以上が集まっており、〈茂クン〉の労をねぎらっていました。

記念写真 千葉憲二
左:懇親会にて 右:挨拶を求められて〈かもめ食堂〉のことなどを話す千葉憲二君(3年4組)

この勉強会、とてもよい集まりになりました。菅原市長はもとより、この会の企画と運営をお手伝いくださった方々にお礼申し上げます。
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テーマ : 東北地方太平洋沖地震義援金、災害援助
ジャンル : 福祉・ボランティア

tag : 気仙沼 気中20 さんま寄席 復興計画勉強会 ちばき屋 防潮堤

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まとめteみた.【復興計画勉強会】

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気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/65~66歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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