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瀧本さんと気仙沼

「ほぼ日」サイトで、6月25日から全5回で「大人になったコペル君。」が連載されていました。編集者 柿内芳文さんとライター古賀史健(ふみたけ)さんが瀧本哲史(てつふみ)さんを語っています。

コペル君

ほぼ日「大人になったコペル君。」より(画像クリックでサイトへ)


紹介文を引用します。

〈2019年に47歳の若さで亡くなった投資家・瀧本哲史さんの新刊『2020年6月30日にまたここで会おう』が、口コミで話題になりはじめています。たくさんの人に紹介したくなる素晴らしい本だと思いましたので、編集を担当された柿内芳文さんに、いろいろな話をうかがうことにしました。〉(引用は以上)


私はきのう6月30日に第3回「昔、こんな夢を見ました。」を読んだのですが、そのなかに気仙沼に関係する話があり、とてもおどろきました。気仙沼ニッティングの手編みカーディガンを着たミッフィーちゃんについて、はじめて知ることが記されていたのです。

◎ミッフィー・アートパレード

このミッフィーについて少し説明しておきましょう。2015年に銀座「松屋」で開催された〈ミッフィー展〉の〈ミッフィー・アートパレード〉という企画で、日本のクリエータ15組が制作した特別なミッフィー像が展示されることになりました。そこに〈ほぼ日刊イトイ新聞〉さんも参加し、気仙沼ニッティングと協力して手編みカーディガンを着たミッフィーちゃんが制作されたのです。

その後、このミッフィー人形はチャリティオークションにかけられたのですが、〈落札者のご厚意〉で、気仙沼に里帰りして気仙沼ニッティングのメモリーズでの公開が実現しました。気仙沼ニッティング東京でも展示されましたね。

◎瀧本哲史さんが落札者

きょうの本題はここから。その落札者が瀧本哲史さんだったのです。

第3回「昔、こんな夢を見ました。」のなかで、柿内さんがつぎのように語ります。〈こういう講義って、頭のいい人が使命感とかでやると、ちょっと重い雰囲気になるじゃないですか。でも、瀧本さんってそういうのがない。いつもいい距離感で現れて、バッと支援して、タクシーでサッと消えていくみたいな。なんか、そういう軽さのある人でした〉

これを受けて、古賀さんが〈「気仙沼ニッティング」の話もそうだよね。もう言ってもいい話だと思うけど〉と語ると、柿内さんが〈ああ、あのミッフィーのやつですね〉と。

その後、詳しい話が続くのですが是非、連載本文を読んでいただければと。瀧本さんは、「ぼくの家には入らないと思うし、気仙沼ニッティングにそのまま置いていただけませんか」そして「自分の名前は絶対に出さないでください」と語っていたそうです。

私が瀧本哲史さんを知ったのは、NHKテレビ「ニッポンのジレンマ」だったと思います。Wikipediaの記述を参考にすると、2012年3月31日放送の第2回「決められないニッポン〜民主主義の限界?」かな。

まさに〈大人になったコペル君〉というか独特のキャラクターで、早口で語られるその論旨に圧倒されました。

そしてその後に『僕は君たちに武器を配りたい』を読み、瀧本さんの思想や行動の一端に触れることができたのです。

瀧本さんは東京大学法学部を卒業後に助手となりました。いわゆる〈助手採用〉ですから、その優秀さがうかがわれます。しかしその後は大学に残ることなく、マッキンゼー&カンパニーに入社しコンサルタントに。東大からマッキンゼーという経歴は気仙沼ニッティングの御手洗瑞子代表とおなじです。

瀧本さんは、御手洗さんの「気仙沼ニッティング」というコンセプトとその事業展開をよく知り、(陰ながら)応援してくれていたのでしょう。

◎最後のメッセージ

瀧本さんは2019年8月10日に47歳でその人生をおえました。多くの人がおどろきその死を悼みました。

私はきのう6月30日に、ほぼ日「大人になったコペル君。」の最終回/第5回の末尾に掲載されていた画像を見てグッときてしまいました。そこには、2012年6月30日講義の最後のメッセージが記されていたのです。

Von Voyage!ボン・ヴォヤージュ
良き航海を!

なお、6月30日から7月6日まで、『2020年6月30日にまたここで会おう 瀧本哲史伝説の東大講義』 (星海社新書) の全文が下記の特設note無料公開されています。是非お読みください。柿内芳文さんはこの無料公開を伝えるツイートで次の瀧本さんの言葉を引用していました。「君たちは自分の力で世の中を変えていけ!僕は日本の未来に期待している。支援は惜しまない」

瀧本哲史『2020年6月30日にまたここで会おう』特設note

この機会に是非。

2017年1月11日ブログ「ミッフィー里帰り」



 
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テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 瀧本哲史

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プロフィール

気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/69~70歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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