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湾横断橋接続完了

三陸沿岸道(三陸道)の気仙沼湾横断橋(仮称)橋桁接続工事が6月21日に完了しました。約1か月前の5月23日には最後のブロックをつり上げる工事がおこなわれ、その様子も多くのメディアで紹介されました。その後、両端約2mの段差の調整など、残る作業がおこなわれていました。

三陸新報は月曜休刊のため、6月23日に〈「東北復興の象徴」一本に〉との見出しで、この接続完了と記念セレモニーの様子を伝えています。

三陸
三陸新報 6月23日記事の一部イメージ


河北新報6月22日配信記事には、三陸沿岸道路上の横断橋の位置を示す地図がありました。

地図
河北新報6月22日配信記事より


気仙沼湾横断橋は、主塔から延びるケーブルで橋桁を支える「斜張橋」ですが、斜張橋工事に対応できる技術者は国内でもわずかで、精鋭を集めての建設だったそうです。

河北新報の22日配信記事では、難航した工事の様子を伝えていました。記事を引用します。


〈(前略)気仙沼湾横断橋の2本の主塔は海上からの高さが115m。40本のケーブルで乗用車約5500台分の重量を支える。主塔間の長さは360mで、青森ベイブリッジ(240m)を抜き東北でトップになる。

 斜張橋の建設は2012年開通の新湊大橋(富山県)以来。ケーブルを張り主塔を組み立てるには特有の技術が求められる。工事を請け負った共同事業体(JV)は、東京や大阪の下請け会社から技術を持つ人材を特別に呼び寄せた。

 海上部の主塔建設では、つり上げる部材が揺れて作業員が挟まれないよう、波が荒れた日は作業を中止した。東京からの作業用クレーンの海上輸送も荒天で大幅に遅れ、天候による遅延は延べ2カ月に上った。

 「室根おろし」と呼ばれる一関市の室根山から冬に吹く北西の風も強烈で、瞬間最大風速が30mを超えた場合は即座に工事を中断。作業員の一人は「主塔の上部はじわーっと揺れ、背筋が凍った」と振り返る。(後略)〉(引用は以上)

「国道45号 気仙沼湾横断橋朝日地区上部工工事」サイトに掲載されている横断橋の完成イメージを紹介しておきます。

2019年5月のブログでも紹介しましたが、昼と夜の2種の画像です。夜間のライトアップの計画もあるそうです。右側が朝日町、左側が小々汐地区となります。

top01.jpg

top02.jpg

2014年6月30日のブログでも横断橋の位置とイメージを紹介しました。

気仙沼架橋
横断橋の位置とイメージ(2013年9月11日付 気仙沼市記者発表資料より)


この気仙沼湾横断橋の開通は今年度内、2021年3月までとのことです。楽しみですね。

危険も多かったであろう難工事も、おかげさまで大きな区切りを迎えることができました。工事・技術者の皆様をはじめ、多くの関係者にお礼を申し上げます。ありがとうございました。
 
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気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/69~70歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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