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鼎雪の 「渾身の鰹」

本田鼎雪さんの作品が、5月21日の三陸新報に掲載されていました。気仙沼市古町の古美術骨董店「車屋」さんの広告です。

本田鼎雪
三陸新報5月21日掲載広告より


「車屋」さんの広告に登場した本田鼎雪さんの「鰹」という作品を紹介したことがあります。2016年12月5日のブログです。そして、その記事を読んでくださった三重県の「くらげ」さんという方からご連絡をいただいた話を翌年2月に「カツオがつなぐ縁」として紹介させてもらいました。

そうした記事のなかで記した本田鼎雪さんについて、ざっとおさらいしておきましょう。

本田鼎雪(ほんだ ていせつ)さんは、気仙沼で多くの絵を残した日本画家です。私たち気中20回生にとっては同級生の洋子さん(3年3組)のお父様。魚を画題とした絵も得意としていました。気仙沼市史第6巻「教育・文化編」の紹介文を以下に引用します。

◎本田 鼎雪(1910~1982)

 本名禎太郎。明治43年1月14日生まれ。昭和7年第1回東北美術展(河北美術展の前身)に「神濤」を出品し入選。昭和14から16年まで盛岡市および東北各地に居住し、この間、岩手県護国神社の壁画を作製した。帰郷して第6回、第8回海洋美術展に「蒼浪」「魚河岸」を出品入選したが、戦時中、資材入手困難のため一時画業を中断した。
 太平洋戦争後、美術界に復帰し、昭和24年、岩手美術連盟日本画幹事、宮城県美術連盟結成委員となり、第1回岩手県芸術祭美術展に当選、森口多里賞を受けた。昭和30年、日本芸術会会員の中村岳陵の指導を受け、仏画の研究に専念する。同43年には第29回日本画院展に「桜島黎明」を出品して入選し、以後連続して入選した。
 昭和52年、本田画塾水墨画教室を開設し、後進の指導にも当たり、日本画院に所属し、宮城県芸術協会会員、市文化財保護委員も務めた。
 鰹をはじめ、水産物の画も多く、その画風は静岡・高知・鹿児島にも名が知られ、後援会や展覧会が持たれた。
 昭和57年10月2日72歳で没。代表作には記述のほか、「叢竹」「忿怒群像」「立葵」「端午」がある。(引用は以上)

今回の広告の絵「渾身の鰹」は、タイトルからすると海中を渾身(こんしん)の力でおよぐカツオということでしょうか。2016年のブログのなかで気仙沼小学校の作法室に飾ってあった鼎雪さんの鰹の絵のことを書きました。その絵がちょうどこれと同じような感じだったような気がするのですが、なにせ60年以上前の記憶なのであてになりません。

郷土の画家の作品をその地元の人が大切にしているというのはとてもいい。そしてそれを手放すことがあっても、またほかの誰かがそれを受け継いでいければなによりのことです。

絵のサイズは「12号」と記してあります。たぶんP12号/606 X 455 mmだと思います。ご自宅のリビングあるいは書斎の壁にいかがでしょうか。

いったい価格はいくらぐらいなのか。私にはまったくわかりませんが、どうぞ関心のある方は車屋/菅原さんにお問い合わせください。どうぞよろしく。

2016年12月5日ブログ「日本画家 本田鼎雪」
2017年2月1日ブログ「カツオがつなぐ縁」
2018年月26日ブログ「車屋の菅原さん」
  
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テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 本田鼎雪

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気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/68~69歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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