南気仙沼の将来

4月8日に気仙沼で行われた南気仙沼地区の復興事業説明会については、10日のブログで小山隆市君の報告を紹介しました。そして同日の三陸新報にもその内容が掲載されていました。なかなかわかりにくい記事なのですが、4つのポイントに分けて要約してみました。

ポイント1◎幸町や内の脇の一部など28ha(ヘクタール)を「盛り土かさ上げゾーン」として3.5~5.2m(現在の地盤からだと2.5~4m)にかさ上げして住居系市街地を形成。要する期間は通常で事業化から3~4年。(土地区画整理事業)
ポイント2◎内の脇の残りの区域10.5haは「グラウンドエリア」とし、用地を買い上げて防災緑地と運動施設を整備。(都市公園事業)
ポイント3◎朝日町の臨港地区を除く57haは標高1.8mのかさ上げにとどめ、災害危険区域として居住を制限する「低地ゾーン」に区分け。潮見町を中心とした18haは漁港区域拡大によって水産加工場などを集積させる。
ポイント4◎土地区画整理を行う仲町の一部1.7haを除いた残り34.1haの「低地ゾーン」は、事業所再開を急ぐため、時間を要する大規模な区画整理は基本的に行わない考え。このゾーンではかさ上げに活用できる国の事業がなく、市は「防災集団移転団地の造成で出る残土を処理する形で、かさ上げできるように国に求めていく」とし、「自力で先にかさ上げする人は、不公平にならないようにしたいので写真や領収書を保管しておいてほしい」と呼びかけた。

これらの市街地整備計画はJRの南気仙沼駅が残ることを前提に策定されているが、JR気仙沼線の復旧方針はまだ決まっていない。住民からは、その方針によって計画が大きく変わってしまうとの指摘があった。

記事要約は以上です。
上記のポイント4中に「このゾーン」というのがありますが、ポイント3も含むのかどうかがちょっと不明確です。ポイント3の区域のかさ上げが国の事業なのかどうか。

下に昨年10月7日に策定された「気仙沼市震災復興計画」に示された南気仙沼地区の資料地図を紹介しておきます。細部はともかくも基本的な考え方はここに示されています。また、21日に東京で開かれる「気仙沼を元気にする会」復興フォーラムの復興計画勉強会で、菅原市長から詳しい話を聞くことができるでしょう。

南気仙沼
「気仙沼市震災復興計画」p47 南気仙沼地区等地図資料(クリックで拡大)

この南気仙沼の将来図が描かれた震災復興計画策定が昨年の10月。国の予算措置などが決まってやっとここまできたのですが、すでに半年たちました。
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tag : 気中20 気仙沼 復興計画 さんま寄席 南気仙沼

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Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/65~66歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

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