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1920年の気仙沼

3月23日のブログで、気仙沼商会さんが3月15日に創立100周年を迎えたことを紹介しました。

そこで、1920年/大正9年3月15日に、「気仙沼の確かな将来の発展を願う熱き使命を持った99名の出資者が集まって発足した」ことと、初代社長が高橋幸市さんであることを記しました。そして続く話は回をあらためてと。

気仙沼商会の歴史については、昨年6月27日のブログ「シェル石油との縁」でまとめたことがあります。気仙沼市朝日町の「気仙沼油槽所」が6月21日に竣工したことを受けて記しました。

2019年6月27日ブログ「シェル石油との縁」

つぎの画像は、竣工当日の三陸新報に掲載された広告です。昨年6月26日ブログ「朝日町 石油タンク」でも紹介しました。

気仙沼油槽所

三陸新報2019年6月21日掲載広告の一部イメージ


同社沿革によれば気仙沼油槽所の歴史は、91年前1929年(昭和 4年)に完成したライジングサン石油株式会社(その後のシェル石油。現在の出光昭和シェル)気仙沼油槽所に始まります。この油槽所の完成を契機として気仙沼商会の業績は向上の一途をたどったということですが、それは気仙沼における漁船漁業の隆盛とも重なっていると思います。

気仙沼商会の代表は、初代の高橋幸市社長から2代 高橋正男/3代 鈴木達太郎/4代 高橋脩の各氏が担い、現在の5代目社長は高橋幸市さんの曾孫にあたる高橋正樹さんがつとめています。この100年間にわたる会社の歴史の裏側には、事業承継における高橋家としてのファミリーストーリーがあるのでしょう。

今回、このブログを書くにあたっては、例によって「気仙沼文化史年表」の1920年の記述を参照しました。そこには、3月15日「高橋幸市が株式会社気仙沼商会創立」(出典:気仙沼商工名鑑)とあったほか、前年1919年9月「高橋幸市 石油販売の気仙沼商事株式会社創立(後の気仙沼商会)」とありました。こちらの出典は気仙沼漁業協同組合史です。あくまで〈商会〉の前身としての〈商事〉だと思いますが詳細はわかりません。

私が気仙沼文化史年表1920年の記述を見ていて驚いたことがあります。「8月:広野太兵衛 船具・海具販売の麻屋商店を開く」との記述です。

現アサヤ株式会社の麻屋さんの創業は170年前の1850年(嘉永3年)ですが、法人設立の1948年以前1920年にひとつの節目があったようなのです。

漁船の燃料油調達のために気仙沼商会が設立されたり、船具・海具を販売する麻屋商店が開かれたり。1920年/大正9年というのは気仙沼にとって、なんというか特別な年だったのではないでしょうか。

ということで、続く話はまたまた回をあらためて(笑)。
 
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気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/68~69歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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