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新庁舎建設候補地

気仙沼市の新庁舎をどこに建設するかについては、基本構想策定有識者会議が組織され、提言内容が1年以上にわたり検討されてきました。そして12月26日、同会議は、新庁舎の建設候補地は市立病院跡地が妥当とする提言書を市に提出しました。市内に住んでいる人にはわざわざ伝えるまでもないのですが、気仙沼を離れて暮らしている方のために三陸新報の記事を紹介します。

建設候補地

三陸新報12月27日記事の一部イメージ


有識者会議の提言が市立病院案を優位に評価しているということは既に報じられていましたので、特におどろきはありません。

最終的な候補地は3つありました。現在地、市立病院跡地、気仙沼公園です。気仙沼公園は市民会館のとなりというか、気仙沼中学校庭の南側です。私の記憶では、市としては気仙沼公園は難しいとしていたものの、市議会だったでしょうか、なぜ候補から外すのかという意見が出て候補に残ったという経緯があったと思います。要は、検討ポイントは現在地(八日町)か市立病院跡地かということ。

交通アクセスなどの利便性、防災上の安全性、建設費や解体費などの事業費の面いずれでも市立病院跡地が現在地より優位との結論に至ったそうです。

提言には条件がつけられており、市立病院跡地に建設する場合には、現在地周辺に与える影響が大きいことから、現庁舎の跡地や周辺の活用について、内湾地区との関係、市全体との関係を踏まえた計画をつくり、しっかりと対応をと求めているとのこと。

これまでの報道によれば、現在地に建設する場合には建設期間中はどこかに仮庁舎を設ける必要があります。解体費については、どこになるにしても現庁舎は壊さなければならないわけですが、その費用にあてる補助金交付の条件では、現庁舎案は不利だったようです。

ここ2〜3か月のあいだ、新庁舎の建設候補地選定についてはいろいろな動きがありました。詳細は略しますが、八日町の関係者からは市立病院跡地となった場合にこれまでの市のまちづくり計画と異なる判断になるのではないかとの申し入れが市に対してありました。また、12月25日の三陸新報によれば、23日に気仙沼商工会議所が、議論がまだ不十分であるとの認識からの要望書を市に提出しました。これは異例のことだとのこと。いずれも、提言は市立病院跡地選定の方向らしいということを受けての動きだったのでしょう。

ちょっと気になったのは、気仙沼商工会議所の菅原昭彦会頭は、10名からなる基本構想策定有識者会議の委員でもあります。会議での議論をよく知る立場である一方で、議論が充分でないと表明することになりました。批判しているのではなく、なかなか苦しい立場だなと。これは、この新庁舎建設地をめぐる議論のもつ難しさ、微妙な市民感情を象徴しているような気がいたします。

なお、市庁舎建設基本構想策定有識者会議の委員はつぎの10名です。

名簿
気仙沼市公式サイトより(敬称略・五十音順)

この市庁舎建設については、市のサイトにアンケートなどの結果、意見交換会の内容、これまで7回にわたる有識者会議の議事録などが公開されています。市民交換会で配布された資料には、基本構想策定のために知っておかなければいけない情報が20頁にわたってまとめられていますので関心があるかたは是非ご覧ください。

気仙沼市公式サイト「新庁舎建設」
市民との意見交換会(8月25日)配布資料

きょうは12月27日。仕事納めという方も多いことでしょう。本ブログは30日(月)までとし、年末年始のお休みをと思っております。どうぞよろしく。
 
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テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 新庁舎建設

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気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/67~68歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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