大西隆教授の話

3月18日の三陸新報に興味深い記事がありました。

17日に、日本計画行政学会の復興フォーラムが気仙沼で開かれたというのです。
この学会の大西隆会長は、東京大学教授で国土計画や地域開発、都市開発が専門です。政府の東日本大震災復興構想会議委員もつとめるなど、この分野での権威者のひとりといってもよいでしょう。昨年10月には、日本を代表する科学者団体「日本学術会議」の会長にも選出されました。そして大西教授は、気仙沼市の震災復興会議の委員もつとめてくださいました。

復興フォーラムについて三陸新報はつぎのように伝えています。
菅原市長は基調講演で、内湾で高さ5~7メートルになる防潮堤については「堤防は必要だが、位置や形状は工夫できる。県を入れて各地域に合ったものを協議していく」と。

大西教授は、過去の大津波の教訓が生かされなかった事例を紹介しながら、「宮古市田老の巨大防潮堤のように、津波を人工的に防ごうとしてもできなかった。防災施設と避難、まちづくりを合わせた『減災』の考え方が重要」とアドバイスしたといいます。また、公的資金を活用して新産業を立ち上げる「復興まちづくり会社」の設立も提案したとのこと。

市長は、防潮堤の位置や形状について語っていますが、高さは?
また、〈県を入れて協議〉というものの、防潮堤は国の予算を使って県がおこなう事業でしょうから、むしろ〈市もなんとか入れてもらって〉高さも含めて協議して欲しいところです。新聞の伝え方もあるとは思いますが、そんな細かなことが気になる今日この頃です。

防潮堤の限界と〈減災〉の考え方の大切さを語る大西教授。そのアドバイスは、きょう24日午後一時からの「魚町・南町まちづくりコンペ」審査にどのように反映されるでしょうか。
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テーマ : 東北地方太平洋沖地震義援金、災害援助
ジャンル : 福祉・ボランティア

tag : 気仙沼 気中20 防潮堤 大西隆 東日本大震災復興構想会議

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気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/65~66歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

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